SUGA、若い頃に“たくさんの怒りや憤り”を抱えていたと明かす「辞めたいと思ったことも」

SUGA、若い頃に“たくさんの怒りや憤り”を抱えていたと明かす「辞めたいと思ったことも」

 現地時間2023年10月17日に公開されたSUGAの『SUCHWITA』で、BTSの初期の頃に精神的に落ち込んでいたのはVだけではなかったことを彼が明かした。

 このエピソードのサシ飲み相手は韓国のロック・バンドNELLのボーカル、キム・ジョンワンで、SUGAはこのベテラン・バンドのリリシズムを称賛し、ジョンワンの態度(彼は“キム・デビル”とマスコミに呼ばれていたことがある)に関する噂が、自分の行動にも似ていることについて発言した。

 動画の英語字幕によると、SUGAは、「NELLの音楽を聴くと、いつも悲しみと堕落を感じます。そのすべてが音楽に込められているんです。もちろん、若い頃は僕もたくさんの怒りや憤り、つまり世界やシステムに対する怒りを抱えていましたけれど、ミックステープを作るにつれて、そうしたネガティブな感情の多くが減っていったんですよね」とBTSのスターは説明している。

 そして、「“D-DAY”の時、“D-2”と比べるとあの怒りの多くが消えたと言われたんですが、それはしょうがないと思うんです。すでに折り合いをつけた感情を呼び戻す必要はないと思う。あの頃は苦しかったし、辞めたいと思ったこともありましたけど、音楽を通してそういう思いは消えていったので、今はあの頃に感謝しています。あの時のおかげで、今こうしていられるんだから」と思いを明かしている。

 その粘り強さによってソロでの音楽活動を継続させる結果となったSUGAだが、ソロ・アーティストとしては今年の『D-DAY』と2020年の『D-2』をリリースしている。キム・ジョンワンは後者のプロジェクトに「Dear My Friend」という楽曲で参加しているが、レコーディングするのが大変だったと明かしている。「JUNG KOOKがガイド・ヴォーカルを担当していたからすごく怖かったんだよ。すごくいい音だった!最初、“これどうやって歌えばいいんだろう”って感じで」と、NELLのフロントマンは振り返っている。

 するとSUGAは、「その後うちの会社から、ガイド・ヴォーカルにJUNG KOOKを使うのはやめろと言われたんですよ。相手にプレッシャーを与えてしまうから。メンバーのことで恐縮ですが、JUNG KOOKは本当に素晴らしいヴォーカリストだと思っています。他の人にガイドを聴かせたら、独特のフィーリングがあると言われました」と語った。

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