新宿で次元が異次元! 次元大介ワールドが堪能できるコラボイベントに潜入してきた

刺激的なコンテンツを発信し続けるPrime Video。10月13日より全世界へと向けて配信されたのは、俳優・玉山鉄二(43)が主演を務める『次元大介』だ。次元といえば、モンキー・パンチが描いた名作漫画『ルパン三世』に登場する名キャラクター。実写映画の配信を記念し、新宿にある東急歌舞伎町タワーでは10月10日(火曜日)〜10月15日(日曜日)の期間中、次元大介の“異次元のコラボイベント”が開催された。その中身を当日、現場へと急行したガジェット通信記者がお届けする。

いきなりの次元&次元&次元

歌舞伎町タワーの目の前にある広場にたどり着くと、まず目に飛び込んできたのは細身のスーツにハットを着こなした男性の姿だ。

▲(な、なんかスタイリッシュで、見覚えのあるシルエット……!)

なんと彼らは“ゲリラ次元”。撮影OKとのことなので夢中で撮影していると、近くにいたスタッフから手元に差し出されたのは次元の絵が描かれたココアシガレットだ。

▲撮影するとくれるノベルティらしい。

THEハードボイルドなアニメーション作品の特別上映。観客のテンションもアガってゆく

そんな演出に心を躍らせながら、“109シネマズプレミアム新宿”での特別上映会に参加。鑑賞したのは2014年6月に公開された『LUPIN THE IIIRD次元大介の墓標』である。本作のキャッチコピーは「あばよ、次元」。

なんとも不穏なフレーズだ。小栗旬(40)が主演を演じた映画『ルパン三世』(2014年公開)以来、今回9年ぶりとなる次元に扮した玉山も、このアニメーションでのエッジの効いた大人な雰囲気の次元を意識して撮影に臨んだと明かしている。

そんな玉山の言葉通り、『次元大介の墓標』の次元はどこまでもクールでスタイリッシュ。早撃ちガンマンとしてのプライドを随所に覗かせながらも、ルパンとともに冷静沈着に作戦を遂行させていく。鑑賞した女性(20代)も上映直後に「落ち着いていて無口なんだけど、とにかく強い次元が魅力的」と明かすように、作中ではかつての任務中に遭遇した敵へと向けられる復讐心が見え隠れする。

「相棒としての存在感が存分に光っていた!」と明かすのは、ルパン50周年記念パーカーを着用して会場へ訪れた20代の女性。

「一番好きなキャラクターはルパン」と言いつつも、「ルパンの存在が輝くのは常に側で支え、ともに作戦を実行する次元がいてこそ」と力説。上映後には「無口でクールなイメージが玉山さんにぴったり。家に帰って配信版も鑑賞したい」と上機嫌だ。

一方では、小学生以来ルパン作品に慣れ親しんできたという50代の女性ファンからはこんな一言も。「次元にフィーチャーされた作品というのが新しい。主演キャラクター以外にスポットライトを当てて、実写化するのは珍しいですよね。アニメ版とは違った姿が見られると思うので、楽しみです」と配信作品の鑑賞を心待ちにする。

ゲリラ次元たちと記念撮影。お、面白くなってきやがった……!

鑑賞会後には、広場で観客が次元に扮した男性陣と記念撮影。

▲(ゲリラ次元がズラリ。圧巻!)

ゲリラ次元は全員無言なのに、この引力。オーラに吸い寄せられる人々が続々と集まって来る。

思い思いのポーズを披露する観客たち。

歌舞伎町タワー17階のバーでは、期間限定メニューで次元の世界観を堪能

また歌舞伎町タワー内では、次元をモチーフにしたドリンクや食べ物の提供も。17階にあるバー“JAM17DINING&BAR”に向かうと……

壁に渋く照らされる「次元大介」の文字を発見!

近寄ると、そこはフォトスポット。なお右側の壁には玉山らの実写版ショットや、撮影で実際に使用した銃が展示されている。

そして販売されていたのは、次元のトレードマークである弾丸が撃ち込まれた特別メニュー限定グラスに注がれた『次元のリボルーバーロック』(写真手前)や『次元のリボルバーハイボール』(写真奥)だ。

グラスに弾丸がめり込んでいるのが、わかるだろうか?

その他、『孤高の渇き』と命名されたオリジナルノンアルコールカクテルも。テーマは「次元大介の心の渇き」。このカクテルはネバダカクテルを和テイストに、次元がこよなく愛する紙巻きタバコをイメージしたシナモンの棒が付け足されている。まさに、小粋な演出といったところか。

▲(ついついやってみたくなってしまった、“なりきり次元”)

そんな“心の渇き”とは反対に、“次元大介への癒し”をテーマにしたドリンクが『Combat Healing』。かつて、“傷ついたガンマンの気つけ薬になった”と言われるマンハッタンカクテルからインスパイアされたという。

コーヒーリキュールとミントが“隠し味”。どこか甘く、ほのかな苦味が一瞬にして口内を駆け巡る名品だ。

限定メニューの数々。他にも、濃厚な味わいが魅力の『ダークな大人ジェラート 次元大介』や次元の好物である肉をモチーフにした『豚頰肉とオリーブの白ワイン煮込み』など、志向が凝らされたメニューが展開された。

ダークチョコレートアイスはハットを被り、ホワイトチョコレートでできたタバコも咥えている。手前の黒いクッキーは次元の顎ひげがモチーフだ。(言われてみればこのアイス、だんだん次元に見えてくる……?)

低温調理された豚肉はやわらかく、白ワインとオリーブの優しい味わいを堪能。「次元大介」の焼き目が付けられたパンが添えられていた。

さらに劇場内のスーベニアショップ「POST CREDIT」で先行販売されていたのは、Prime Video配信作品である『次元大介』とのコラボグッズだ。過去のルパン作品でも度々、口ずさまれてきた次元の名台詞をあしらったキーホルダーやTシャツがずらり。なお、今後の詳しい販売情報は『ルパン三世 NETWORK』(リンク) でお知らせされるという。

次元ファンには堪らないイベントとなったはず。この光景に心が揺らぎ、「面白くなってきやがった。」と呟いたあなた。今すぐ、Prime Videoで新作『次元大介』をチェックだ。

新宿を次元がジャックした5日間。東口のクロスビジョンでは、名物の“3D猫”が次元の黒帽子を被ったコラボ映像を放映した(ちゃんと帽子の角度が次元)。

■Amazon Original映画 『次元大介』
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CBJCWDBG

Prime Videoで独占配信中
キャスト:玉山鉄二、真木よう子、真木ことか
さとうほなみ、笹野高史、本宮泰風、波岡一喜、野村祐人、馬場徹、田中要次
永瀬正敏、草笛光子
脚本:赤松義正
監督:橋本一

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