「アップルミント」とはどんな植物?リンゴとはなにか関係性があるの?

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リンゴの名を冠する植物、それが「アップルミント」です。
その名の通り、リンゴに関係しているハーブの一種となります。
ただ、どのような点がリンゴと関係しているのでしょうか?

今回はそんな「アップルミント」について解説します。
ここでは「アップルミント」についてはもちろんリンゴとの関係性についても説明します。

「アップルミント」とは

まずは「アップルミント」について見てみましょう。

「アップルミント」の原生地

「アップルミント」はシソ科に分類される植物です。
分類としてはハッカ属の一種とされています。

その主な原生地はヨーロッパの西部から南部とされます。
ただし、西アジアにも自生する姿が見られるのが特徴です。

このように西洋から東洋まで幅広く自生する植物となります。

「アップルミント」の開花時期

「アップルミント」は愛らしい小さな花を咲かせるのが特徴です。

その開花時期は毎年6月~8月頃とされています。
主に夏に咲く花として知られる植物となります。

なお、花色は桃や白のものが一般的です。
そのかわいい見た目から花も重宝されます。

「アップルミント」は育てやすい?

では「アップルミント」は自分でも育てられるのでしょうか。
ここからは「アップルミント」が育てやすいかどうかについてまとめます。

「アップルミント」の好む環境

「アップルミント」は日向もしくは明るい日陰でよく育ちます。

生育適温は15℃~20℃とされるものの耐寒性も耐暑性もあるので、どちらかというと生命力に優れた植物と言えるでしょう。

実際に市販されている土で簡単に育てることができます。
それでいて繁殖力が強いので肥料を与えなくても育ちます。

ただ、肥料を与えすぎると香りが弱くなるので要注意です。
むしろ「アップルミント」は匂いが強く害虫も近寄りにくいので、肥料は与えずに育てるのがおすすめです。

「アップルミント」は繁殖力が強すぎる

「アップルミント」はとても繁殖力の強い植物とされます。

そのため、放置しているだけでどんどん範囲を広げます。
また、他の品種とも簡単に交雑してしまう植物でもあり、近くに違う品種を植えておくだけですぐに交雑するのが特徴です。

それによって新しい品種も生まれてしまうのだとか。

その繁殖力の強さもあり世界中に多種多様な品種が存在します。
むしろ今も品種は増え続けていると言っても過言ではないかもしれません。

「アップルミント」という名前

では「アップルミント」という名前はどこから来たのでしょうか?
ここからはその名前の成り立ちについてまとめます。

「アップルミント」の由来

「アップルミント」という名前はリンゴの香りがすることにちなむそうです。

その芳醇な匂いは「アップルミント」ならではのものです。
実際にハーブとしても使用されるほど、香りが良いです。

気になる方はその匂いをぜひ嗅いでみてください!

和名は葉の形から

「アップルミント」は和名で「マルバハッカ」と呼ばれます。

この和名は「アップルミント」の葉っぱの形から来ています。
実際に「アップルミント」の葉は丸っこい形をしているのが特徴です。

転じて「マルバハッカ」と呼ばれるようになったのだとか。
ちなみに、漢字表記では「丸葉薄荷」と書くので併せて覚えておきましょう。

「アップルミント」の別名

「アップルミント」の別名は「ウーリーミント」とされます。
これは葉っぱの表面に毛が生えていることにちなむとか。

よく見ると「アップルミント」の葉には産毛が生えています。
つまりはここで言う「ウーリー」は綿毛のことを意味しているのです。

そこから転じて「ウーリーミント」と呼ばれるようになったとされています。

まとめ

「アップルミント」はリンゴのような香りのする植物です。
リンゴの匂いがするということでハーブとしても重宝される植物となっています。

とても育てやすい植物なので、気になる方は自宅で育ててみるというのも面白いかもしれません。
ただし、繁殖力が凄まじいのでその点には十分に注意しましょう。

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