カバーディスプレイ「フレックスウィンドウ」が大型化して便利に サムスン電子がフリップ式折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip5」の国内発売を発表
サムスン電子は8月22日、フリップ式折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip」シリーズの新モデル「Galaxy Z Flip5」を国内で発売することを発表しました。
開いた状態で約6.7インチのディスプレイ、閉じた状態で表側に「フレックスウィンドウ」と呼ぶ約3.4インチカバーディスプレイを搭載します。本体サイズは開いた状態が約165×72×6.9mm、閉じた状態が約85×72×15.1mm。重量は約187g。OSはAndroid 13。チップセットにQualcomm Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxyを採用し、前モデル「Galaxy Z Flip4」と比べてGPU性能は25%、人工知能チップのNPU性能は20%、CPU性能は17%向上しています。バッテリー容量は3700mAhで、新チップにより電力消耗が改善し、バッテリーの持ちが向上しているとのこと。RAMは8GB、ストレージ容量はドコモ版が256GB、au版が256GBと512GB。
フレックスウィンドウが大型化して進化
フレックスウィンドウはZ Flip4の1.9インチから3.4インチに大型化。デザインのカスタマイズができる他、ウィジェットを利用したり対応アプリを起動して使えるなど、フレックスウィンドウだけで便利に使える機能が充実しているのが特徴です。
ウィジェットは「最近の通話履歴」「スピードダイヤル」「天気」「カレンダー」「メディアプレイヤー」「アラーム」「タイマー」「カレンダー」「歩数」「ボイスレコーダー」などが利用可能。アプリは「YouTube」「Netflix」といった映像アプリ、「LINE」「Googleメッセージ」などのメッセージアプリ、「Googleマップ」などが利用できます。
純正アクセサリーと連動するフレックスウィンドウのカスタマイズも可能。透明ケースとカード状のカバーから構成する「Flipsuit Case」を使うと、装着したカードの絵柄に応じたデザインにフレックスウィンドウを自動設定できます。国内向けには全15種以上のデザインを導入予定です。
新ヒンジですき間がなくコンパクトにたためる
本体を折りたたむ「フレックスヒンジ」には水滴型の新しいヒンジを採用。閉じた際にすき間がなくなり、閉じた状態の厚さはZ Flip4が17.1mmだったのに対して、Z Flip5は15.1mmと2mm薄型化しています。
ヒンジは任意の角度で開いて固定が可能。これにより、カメラの様々な撮影スタイルに対応します。
高解像度の自撮りやハンズフリー撮影に対応
フレックスウィンドウの面に、1200万画素超広角と1200万画素広角のメインカメラを搭載します。これにより、閉じた状態で高画質な自撮りが可能に。
ヒンジにより任意の角度で立てることができるので、写真をタイマー撮影したり、自撮りでショート動画を撮影するなどハンズフリー撮影に活用できます。
ドコモとauから発売
Galaxy Z Flip5はドコモとauから8月22日に予約受付を開始、9月1日に発売します。ドコモ版は256GBモデルのみで、本体カラーはMint、Lavender、Graphiteの3色をラインアップ。auは256GBモデルでMint、Cream、Graphiteの3色、512GBモデルでGraphiteをラインアップします。auの512GBモデルはキャリアのオンラインショップ限定です。
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。