Photosynth、商談獲得自動化サービス導入。温度感が高い顧客をすぐにフォロー、受注リードタイムが最短3日に
従来のURL型の日程調整ツールでは、企業の問い合わせフォームと連携していないため日程選択後に再度個人情報を入力する必要が生じ、多くの離脱が発生していたといいます。
また、全ての見込み客に営業担当者の空き時間が表示されてしまうため、不要な商談やミスマッチな商談が生じていたとのこと。
そんななか株式会社immedioは、フォーム情報と連携し、情報の再入力を不要とする商談獲得自動化サービス「immedio(イメディオ)」を開発。今回、immedioが株式会社Photosynth(以下、Photosynth社)に導入されたことを発表しました。
Thanksページ上に日程調整画面を自動的に表示
資料請求や問い合わせフォーム通過後のThanksページで日程調整のモーダルを表示することにより、最も温度感が高い状態の顧客に商談を打診することが可能。商談化率を改善すると同時に、インサイドセールスによる架電の工数を削減します。
また、immedioではフォームの入力情報から、企業規模・業種・所在地などにもとづいた見込み顧客の見極めと、営業割当てを実施。さらに、メールアドレスなどをもとに既存顧客リストと照会し、適切な営業担当者を判定します。
GoogleカレンダーやZoomなどと連携
immedioでは、「急ぎで話を聞きたい」という顧客が「電話リクエスト」か「商談予約」を選択できる仕様になっています。顧客の興味関心度合いを可視化し、優先度を付けて効率的にアプローチする上で役立つ機能でしょう。
なお、同サービスはGoogle・OutlookなどのカレンダーやZoom・Meet・Teamsといったビデオ会議ツールと連携可能。見込み客が日程を選択した時点で、ビデオ会議のURLが入った会議通知を自動で送信します。
Photosynth社、immedio経由で自動で商談を獲得
今回、immedioを導入したPhotosynth社は、後付け型スマートロックを活用した「Akerun入退室管理システム」を開発・提供する企業。これまで、同社は有効商談の創出に向けた活動のなかで、継続的に流入してくる新規リードに対しての架電接続率が低下し、商談数が伸び悩むという課題が生まれていたそう。
そこで、immedio内の機能である「電話リクエスト」機能などを活用しながら接続率、商談数を向上させたいと考え、immedioを導入。
同機能を活用し、今すぐ電話を希望する顧客に対してスピーディな架電対応を行い、温度感が高い顧客に対してimmedio経由で自動で商談を獲得できたといいます。
さらに、営業担当からは「immedio経由で獲得した商談が3日で受注できた」という声があがっており、受注リードタイムにもポジティブな変化が生まれていることがうかがえます。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000106428.html
「immedio」公式サイト:https://www.immedio.io/
(文・Haruka Isobe)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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