[しめじの保存]冷凍で1カ月、冷蔵で10日もたせる方法まとめ
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手ごろな価格で通年、店頭に並ぶしめじ。いろいろな料理に使うことができる便利なきのこです。そんなしめじの、冷凍・冷蔵の仕方を紹介します。
この記事では、ぶなしめじを取り上げています。
きのこ保存の基本
きのこの魅力は豊かな風味。その風味を損なわないようにすることは保存の基本です。
●洗わない
洗うと風味が落ちるので洗わずに保存しましょう。
●汚れは拭き取る
汚れやほこりが気になる場合は、湿らせたキッチンペーパーで拭き取りましょう。
●湿気に注意
きのこは水分が苦手なので、冷蔵の場合は余分な水分を吸収できるようにキッチンペーパーで包んで保存しましょう。
しめじの冷凍保存の仕方
石づきを切り落とします。
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小房にほぐして冷凍用保存袋に入れ空気を抜いて密封し、冷凍庫で保存します。
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memo
生で冷凍するほか、塩を加えたお湯にサッとくぐらせてから冷凍すると、調理時に茹でてもしんなりしません。
【保存の目安】
約1カ月
【調理法】
凍ったまま調理
しめじは冷凍するとうま味が増す?
しめじを冷凍保存し、それを加熱調理することで遊離アミノ酸が増加することがわかっています。遊離アミノ酸とは、食品のうま味を構成する成分でグルタミン酸やアスパラギン酸、プロリン、アラニン、グリシン、バリン、ロイシン、イソロイシンなどがあげられます。
生のしめじと冷凍したしめじを比べた実験では、冷凍したしめじの方にアスパラギン酸、バリン、ロイシン、チロシンなどが増加することがわかりました。
しめじの冷蔵保存の仕方
石づきを残したままキッチンペーパーで包みます。
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ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。
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【保存の目安】
約10日
その他のきのこの冷蔵保存についてはコチラ
きのこの冷凍保存法はコチラ
しめじの栄養と調理のポイントはコチラ
しめじを使った時短レシピはコチラ
最後に
しめじは早めに食べきりたいものですが、冷凍・冷蔵保存を使い分けながら、おいしいきのこ料理を楽しんでください。
最終更新:2023.08.23
文:アーク・コミュニケーションズ
写真(撮影):清水亮一(アーク・コミュニケーションズ)
写真(撮影協力):吉田めぐみ
監修:カゴメ
出典:
JAグループ「しめじ」(しめじの冷凍保存)
J‐STAGE
「キノコは冷凍に適しているか」(しめじを冷凍した場合のうま味成分変化)
「だしとうま味の食品化学」(うま味成分としてのアミノ酸)
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