こんなホテルに泊まれたら一生の思い出になりそう。隠岐諸島の自然に溶け込む、最高の贅沢体験が待ってます
島根・隠岐諸島の1つである中ノ島、「海士町(あまちょう)」には、美しい自然と島の営みを存分に満喫できる、とっても素敵なホテルがあるんです。
それが、2021年7月に“隠岐世界ユネスコジオパークの泊まれる拠点”として誕生した、「Entô(エントウ)」。
手つかずの風景が眼前に広がるこのホテルは、地球に暮らすことを実感し、自分自身とも向き合える、唯一無二の贅沢な場所。その魅力を知れば、きっと一度は泊まってみたいと思うはず!
島根の離島、中ノ島・海士町の特別なホテル「Entô」
![島根県隠岐諸島の1つ、中ノ島・海士町に建つホテル「Entô(エントウ)」の遠景](https://getnews.jp/extimage.php?10e47c67cdfd2ded1e9b224b82324751/https%3A%2F%2Fisuta.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2023%2F08%2Fmedia_84926adead7566408105a1fe0a4ff22da810911c.webp)
島根半島から北へ約80km、フェリーで3時間ほどの場所に位置する隠岐諸島の1つ、中ノ島・海士町。
都市から遠く離れたこの小さな町は、ユネスコ世界ジオパーク認定の「隠岐ユネスコ世界ジオパーク」内に位置しています。
そこに建つ「Entô(エントウ)」は、都市型のラグジュアリーとはまた違った、“ないものはない”という新しい贅沢を提案するホテル。
![島根県隠岐諸島の1つ、中ノ島・海士町に建つホテル「Entô(エントウ)」の内装](https://getnews.jp/extimage.php?cf6057f03bc126bc06ebcad70dd71ea2/https%3A%2F%2Fisuta.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2023%2F08%2Fmedia_95032e2b9921dba71bb102d9c04c055df325c9f4.webp)
この場所の歴史は、1971年に開業した国民宿舎「緑水園」から始まりました。94年には「マリンポートホテル海士」へと名前を変えて増築。
そして2021年に本館の一部をリノベーション、別館を建て直して生まれ変わった形が、今の「Entô」です。
コンビニも映画館もないけれど、だからこその価値がある
![島根県隠岐諸島の1つ、中ノ島・海士町に建つホテル「Entô(エントウ)」の遠景](https://getnews.jp/extimage.php?76fa99e9748e6ec56b4c06e4bb0b7e80/https%3A%2F%2Fisuta.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2023%2F08%2Fmedia_39b17f7797595a69804bbc027c51cf5a343122e2.webp)
「エントウ」という名前は、漢字で書くと「遠島」。
“遥か彼方、遠く離れた島”そして“島流し”を意味する言葉で、実は離島でありながら豊かな湧き水に恵まれた隠岐の地は、飢えたり生活に危険を覚えたりすることがないことから、古くには、高貴な身分の人々の島流し場所に選ばれていた歴史があります。
コンビニも映画館もなく遠い島だからこそ、人はまっさらな自分に戻れるのかもしれません。今や飛行機でどこへでも簡単に行けるけれど、その中でも「遠さ」がもたらす価値がある。そんなふうに遠島であることを誇らしく思う気持ちが、Entôの名前に込められているといいます。
![島根県隠岐諸島の1つ、中ノ島・海士町に建つホテル「Entô(エントウ)」のロゴ](https://getnews.jp/extimage.php?367904a9e2a53d5b13bfeaabd804701c/https%3A%2F%2Fisuta.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2023%2F08%2Fmedia_b828b073f5987123f7f7b2957457631313f2f776.webp)
ロゴはホテルのコンセプト「地球にぽつん」を表現しているそうで、「O」は地球を、その上の「^」は、水平線上に浮かぶ島を表しているんだとか。
「隠岐ユネスコ世界ジオパーク」の“泊まれる拠点”兼“玄関口”
![島根県隠岐諸島の1つ、中ノ島・海士町の海辺](https://getnews.jp/extimage.php?408e5857cde61490fa2ddd97a5029303/https%3A%2F%2Fisuta.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2023%2F08%2Fmedia_dc50a67898f74c66f3e4fa7e750b77ec7ef78a02.webp)
「Entô」は、海や大地、山、滝といった手つかずの自然にあふれた「隠岐ユネスコ世界ジオパーク」の泊まれる拠点であり、玄関口でもあります。
港にフェリーが到着したら、その場でチェックインが可能。荷物を預けてすぐ、ロスタイムなしに観光をスタートできちゃいます。さらには専門のフィールドコンシェルジュが、島の人しか知らない絶景をはじめ“自力では辿り着けない”ところまで案内してくれるそう。
島をまるごと、それもくまなく観光することができるのは、地域に密着したこのホテルならではの魅力かもしれません。
客室は全てオーシャンビュー!海と空に包まれる宿泊体験
![島根県隠岐諸島の1つ、中ノ島・海士町に建つホテル「Entô(エントウ)」の外観](https://getnews.jp/extimage.php?9027061ffd1a80ea0ea129bc29f86778/https%3A%2F%2Fisuta.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2023%2F08%2Fmedia_401f1f83a5492d14030a9c59e3f5fb0a4ad8d7ad.webp)
「Entô」の客室は全部で36室。全ての部屋が、島前カルデラ(火山の噴火でできた凹地)や海を行き交う船の姿を眺められるオーシャンフロントです。
室内に備えられているインテリアやアメニティは、無刺激のシャンプーや、島根産の竹の歯ブラシなど、なるべくシンプルなものを厳選しているそう。
余計なものを削ぎ落とし、本当に必要なものだけが揃う空間は、きっと自分だけの時間を過ごす助けになってくれるはずです。
![島根県隠岐諸島の1つ、中ノ島・海士町に建つホテル「Entô(エントウ)」の客室](https://getnews.jp/extimage.php?72456a2bc2b9ba8fd3e1b7e39c826c27/https%3A%2F%2Fisuta.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2023%2F08%2Fmedia_758373abfeb60be20601c3cb557449a63db7c44e.webp)
本館「Entô BASE」と別館「Entô Annex NEST」の2棟のうち、特に新しい別館は、周囲の自然に溶け込むようなシームレスな建築が特徴。
6タイプの客室いずれも海に向かって大きな窓が設けられていて、昼間は海に包まれるように、夜は星空を眺めながら眠りにつくことができます。
![島根県隠岐諸島の1つ、中ノ島・海士町に建つホテル「Entô(エントウ)」の客室に設けられた大きな窓](https://getnews.jp/extimage.php?889c6bd903dfb363bd79f51b2c571d79/https%3A%2F%2Fisuta.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2023%2F08%2Fmedia_74ec44ea13e15bf5781ffe5d75814c3b07eff42d.webp)
中でもとびきり贅沢な、1日1組限定の『NEST SU(ネスト スイート)』の目玉は、大きな額縁のような窓。
目の前に広がる景色を切り取った美しい作品は、これ以上ない最高の芸術といえるかもしれません。
隠岐の恵みをたっぷり味わえる、最高のコースディナーに舌鼓
![島根県隠岐諸島の1つ、中ノ島・海士町に建つホテル「Entô(エントウ)」で提供される料理](https://getnews.jp/extimage.php?7c145ce37727553af6f13304ee29f5ba/https%3A%2F%2Fisuta.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2023%2F08%2Fmedia_8163ee31d8acc7df08155ecb33def1fab1566dfd.webp)
もちろん、料理も「Entô」だけの超一流。
ホテル内のレストラン「Entô Dining」では、白イカにホンダワラ、岩牡蠣、隠岐牛、こじょうゆ味噌、ふくぎ茶、崎みかん…隠岐の海と大地が育んだ、この土地ならでは特別なコース料理を楽しめます。
使用されている食材のほとんどは、島の生産者が手がけたものやEntô自ら作ったもの、採集したもの。季節ごとの旬を取り入れた島の恵みに、毎回新しい発見がありそうです。
意外と手の届くお値段なのがうれしい
![島根県隠岐諸島の1つ、中ノ島・海士町に建つホテル「Entô(エントウ)」の客室に設けられた窓](https://getnews.jp/extimage.php?eeeda2b30b507474492596f63f6f51cb/https%3A%2F%2Fisuta.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2023%2F08%2Fmedia_4148976563544de8d2d6078f33a2f051f6a802f0.webp)
自然に囲まれた立地や、それを満喫できるよう設計された客室、島を味わい尽くせる食事やアクティビティなど、滞在を通して島をまるごと楽しむことができる「Entô(エントウ)」。
とってもラグジュアリーなホテルながら、1泊1名の基本料金は、素泊まりで1万7500円〜。シーズンや曜日、部屋タイプにもよりますが、意外にも手の届きやすい価格帯から泊まれちゃいます。
次の旅行先の候補に、ぜひ検討してみては?
Entô(エントウ)
住所:島根県隠岐郡海士町福井1375-1
公式HP:https://ento-oki.jp/
参照元:Entô プレスリリース
![isuta](https://px1img.getnews.jp/img/archives/2021/03/isuta_logo.png)
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