関東在住の北海道日本ハムファイターズファンは、共通の苦しみを抱えているはず。
それは…“気軽にエスコンフィールド北海道に行けない”!!!!!!
北海道在住の友人やファイターズファン仲間のTwitterやInstagramを見て、気軽にエスコンフィールド北海道で野球観戦を楽しんでいる姿を見ると、心から羨ましく思い、そして自らも行きたいという感情が爆発しそうになる。
そして、ついに爆発してしまった筆者は、日帰りで関東からエスコンフィールド北海道に野球観戦に行くというトンデモスケジュールを組んでしまった。
羽田からいざ北広島へ
朝8時発、羽田から新千歳行の飛行機に乗った筆者。慣れない早起きをして、羽田空港へ。「これからここに行くんだ」と羽田空港内の広告を見てボルテージを上げていく。
そして空を飛ぶこと約1時間30分。気流の関係か、筆者の早く行きたいという気持ちに後押しされたのか定かではないが、定刻より早く北海道・新千歳空港に到着。JRに乗り換えて…たどり着いたぜ北広島駅!
北広島駅からエスコンフィールド北海道までは公式では徒歩19分。ただ成人男性の筆者がワクワクしながら早足で歩いて20分くらいなので、お子様連れや年配の方はもっとかかると想定した方が良いかもしれない。
約20分歩き…ようやく念願のエスコンフィールド北海道へ。
実は4月の開幕時(2戦目3戦目)も訪れているが…遠目に見ても何か印象が違う…。
屋根が!あ、開いている~!!!
その違和感の正体が…こいつだ!!!
屋根が!!!!!!!開いている!!!!!!!!!!!!!!
7月2日に初めて開閉式屋根が開いた状態で公式戦を行って以来、不定期で屋根を開けた状態で試合が行われることに。たまたま筆者が行った日も、屋根を開けての試合の日だった!(強風、荒天時は閉めた状態で試合が行われる)
いや…もう…これとか…
こんなのとか…
これなんか本当に…
日本じゃなくてアメリカに来たんじゃないかって思うくらい…カッコ良すぎる…。
いろいろ言われた混雑具合は??
エスコンフィールド北海道で公式戦のシーズンが始まった頃、食事を買うための長蛇の列や、球場までのアクセス問題が報道された。実は筆者も開幕シリーズに行った際、行列ができすぎてスタジアムグルメを楽しむことができなかった。
今回も行ったのが日曜日だったため、覚悟していたのだが…多くのお店は10~20分ほどで買うことができた。開場時間が早まっており、観客の来るタイミングがバラバラになったため、飲食店もあまり混雑がなかったのだと思われる(試合直前はどのお店も結構並んでいた)。なので試合開始より少し前に行くと、スタジアムグルメも快適に楽しむことができるだろう。今回はシャウエッセンホットドッグ、肉寿司やスイーツを堪能することができた。
また、アクセスの面もかなり改善されている。
試合直前直後はシャトルバス、タクシーは混雑するが、試合後1時間もすればタクシー乗り場にはたくさんのタクシーがおり、シャトルバスも空いていた。歩くのが辛い方は、時間にゆとりを持って、試合後もグルメやイベントを楽しんだ後にそれらを使って帰るのが良いだろう。
そらとしばルーフトップカウンターシートを体験!!!
なんと今回、友人が抽選の結果、“そらとしばルーフトップカウンターシート”に当選。4名が行けるとのことで、誘っていただき、スペシャルな席に座ることができた。
ここはクラフトビール醸造レストラン「そらとしば by よなよなエール」ルーフトップエリアの特等席から試合観戦が楽しめるスペシャルなシート。
最高の景色で野球を楽しみながら…なんとオードブルまでチケット代に含まれている!
おいおい…これが球場メシだって信じられるかよ!!!
そしてドリンクも2杯まで無料で飲むことができる。
筆者はクラフトビール2杯を飲んだ後、レモンサワーを堪能。
追加注文の際、普通なら列に並ばなければいけないが、ルーフトップシートはなんと店員さんが注文を聞きに来てくれ、さらにドリンクやフードを席まで持って来てくれるというVIP待遇!これでチケット代8000円って…安すぎるだろ!!!
【そらとしばルーフトップカウンターシートについて】
開幕から約3カ月のエスコンに行った結果…東京に戻りたくなくなった
グルメを満喫、グッズも買い漁り、お酒を飲んで野球観戦…。最高の日曜日を過ごすことができた(ちなみに試合はファイターズが負けた…)。
試合後もアミューズメントコーナーでガチャポンを引いたり、エスコンを楽しみ尽くした1日。飛行機の保安検査締め切りが迫る中、夕日に照らされるエスコンフィールド北海道を見つめながら、「帰りたくな~い」と心の中で叫ぶのであった。
最後は新千歳空港内にある「FIGHTERS DINING ROSTER」でハンバーガーを注文。焼き印は推しの清水優心捕手の背番号である10を入れてもらった。
そんなこんなで、保安検査締め切り10分前までファイターズを堪能しまくった。日帰りでもこんなにファイターズで満たされる1日を送ることができるので、ぜひ関東ハムファンもエスコン日帰り旅行を計画してみてはいかがだろうか。
(Written by 大井川鉄朗)