「カトルカール」とはどんな洋菓子?その名前の意味は「4分の4」?一体どういうこと?

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「パウンドケーキ」のフランス語版が「カトルカール」です。
この「カトルカール」は「パウンドケーキ」と同義のケーキです。
しかし、具体的にどのようなケーキを意味するのでしょうか?

今回はそんな「カトルカール」について解説します。
ここでは名前の成り立ちも説明するので、ぜひ参考にしてみてください。

「カトルカール」とは

まずは「カトルカール」がどのようなものか見てみましょう。

「カトルカール」はこんな洋菓子

「カトルカール」はフランス語で「パウンドケーキ」を意味する洋菓子とされます。

これはふわふわしっとりとした食感が特徴のケーキです。
シンプルながらも応用の効くケーキとして愛されています。

要は「パウンドケーキ」のフランス語版が「カトルカール」です。
ちなみに「パウンドケーキ」自体はイギリスで生まれた家庭向けのケーキのことを言います。

名前の由来は材料とその配分から!

「カトルカール」という名前は「4分の4」を意味します。
これは「パウンドケーキ」の名前の成り立ちと同じです。

この「4分の4」というのは材料の配分から来ています。
実際に「カトルカール」はバター・砂糖・卵・小麦粉の4つを同じ分量で作ります。

そこから「4分の4」を意味する「カトルカール」と名付けられたということです。

なお「パウンドケーキ」の「パウンド」も分量という意味の言葉から来ています。

「カトルカール」の作り方は大きく分けて2つ!

ここからは「カトルカール」の作り方について見てみましょう。
主に「カトルカール」の作り方には「フラワーバッター法」と「シュガーバッター法」の2つがあります。

フラワーバッター法

「カトルカール」の製法の1つとされるのが「フラワーバッター法」です。

これは小麦粉とバターを最初に合わせてから砂糖と卵を加える製法のことを言います。
この製法で作ることによってふわふわときめ細かな食感になるのが特徴とされています。

シュガーバッター法

「カトルカール」のもう1つの製法とされるのが「シュガーバッター法」です。

これは砂糖とバターを最初に合わせてから卵と小麦粉を加える製法のことを言います。
この製法で作ることによってほろほろと崩れやすい食感になるのが特徴とされています。

「パウンドケーキ」との違い

ここからは「カトルカール」と「パウンドケーキ」の違いについてわかりやすくまとめていきます。

「パウンドケーキ」はイギリス生まれ

「パウンドケーキ」はイギリス生まれのケーキです。

その誕生は18世紀前半とされています。
当時は高級なケーキとして作られたそうです。
それが18世紀後半になって無数のアレンジが生まれ、多数のバリエーションを持つケーキとして広まったとされています。

もともとフルーツケーキは結婚式のウエディングケーキとして出されており、特別な日に食べるものでした。
しかし、それが家庭向けのケーキとしてだんだんと親しまれるようになったのだとか。

実際に「パウンドケーキ」は作り方もシンプルで素人でも真似しやすいのが特徴となっています。
そのため、昨今は日常的に家庭で振る舞われることもあります。
そういった意味では庶民派なケーキと言えるかもしれません。

名前の由来は作り方から

「パウンドケーキ」の名前は重さの単位である「パウンド」から来ています。

実際に「パウンドケーキ」はバター・砂糖・卵・小麦粉をそれぞれ1パウンドずつ使用して作るケーキとされています。
その作り方から「パウンドケーキ」と呼ばれるようになったとか。

別名である「カトルカール」も製法は同じとされています。
そのため、両者は同じケーキを意味する言葉と言えるでしょう。

ただ、発祥の地が違ってくるので注意しておきたいです。
あくまでも「パウンドケーキ」はイギリス発祥です。
対して「カトルカール」はフランス発祥となります。

そうした両者の生まれが違う点には注意しましょう。

まとめ

「カトルカール」は「パウンドケーキ」と同義の言葉です。
どちらも材料の分量を統一にして作るケーキを言います。

しかし、発祥の地はフランスとイギリスで異なります。
その点は両者の違いとして覚えておくと役立つかもしれません。

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