インド政府がオンラインゲームに28%の課税を決定 →波紋が広がる

インド政府のGST(Goods & Services Tax、物品サービス税=日本の消費税に相当)評議会がオンラインゲームに28%の課税をすることを決定したことで、同国内のオンラインゲーム業界に波紋が広がっているようです。


https://twitter.com/BBCWorld/status/1679369617926418439

国内に900社以上あるオンラインゲーム運営企業はこれまで少額の税金を支払うだけで済んでいましたが、今後はオンラインゲーム運営企業がプレイヤーから徴収した金額全てが課税対象になるとのことです。

例えばプレイヤーのゲーム参加費用8ルピー(約13円)だったクリケットがテーマのオンラインゲームでは、これまで8ルピーに対してわずかな税金だけで済んでいましたが、これからは8ルピーの28%となる2.24ルピーの納税義務が発生することになります。

インド国内のオンラインゲーム市場規模は15億ドル(約2100億円)で、「お金を賭けることが可能」なギャンブル的側面があるオンラインゲームが人気となっています。


https://twitter.com/ReutersWorld/status/1678897162153783299

このニュースを耳にした人たちからは次のような声が集まっています。

・モバイルゲームは金かかるから
・オンラインゲームじゃなくてオンラインギャンブル
・ヨーロッパもモバイルゲームに重課税したほうがいい
・結局“オンラインゲーム”にお金を賭けるプレイヤーが税金分を負担することになるだけ
・ゲームという名前のギャンブル
・インドのオンラインゲーム業界がゲームオーバーだな
・ファンタジースポーツという名称であまり裕福じゃない層からお金を巻き上げるのがインドのオンラインゲーム

Photo by Pandhuya Niking on Unsplash

※ソース:
https://www.bbc.com/news/world-asia-india-66161596
https://www.reuters.com/world/india/indias-gst-council-decides-impose-28-tax-turnover-online-gaming-firms-2023-07-11/

(執筆者: 6PAC)

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