米フェス【Beyond Wonderland】での銃乱射事件を受けて、EDMアーティストがSNSで反応

現地時間2023年6月17日に米ワシントン州ジョージにあるThe Gorge Amphitheatreで開催されたダンス・ミュージック・フェスティバル【Beyond Wonderland】で銃乱射事件が起きたことを受け、EDMアーティストたちが反応している。
2日間のイベントの初日に当たる土曜日、現地時間の午後8時30分頃にフェスティバルのキャンプ場で銃を持った男が発砲した。犯人は当局に逮捕されたが、2人が死亡、3人が負傷した。
6月19日に【Beyond Wonderland】をプロデュースしているInsomniac Eventsの創設者兼CEOのPasquale Rotellaは、銃撃事件についてさらなる詳細を追加した。「事件は孤立した状況から始まり、エスカレートして加害者が地域から逃げる結果となったと我々は理解している。その後、事態を収拾するために警官による銃撃が行われた」と彼は綴っている。
Rotellaはまた、当局の要請により“参加者の大半が事件のあったキャンプ場エリアに近づかないようにするため”に、事件中も事件後もフェスティバルが継続されたことを指摘した。「我々のスタッフは、地元当局と緊密に連携し、そのエリアを確保すると同時に、捜査員がより小さく隔離されたセクションで作業を行えるよう、そのエリアを保全した」と彼は続けている。
この銃撃事件を受け、フェスティバルの2日目はキャンセルされた。週末のラインナップには、Kx5として出演するカスケードとデッドマウス、マシュメロ、アフロジャックなどのEDMアーティストが含まれていた。
マシュメロ、アフロジャック、カリーナ・ザンダース、ディロン・フランシス、ハナ・ウォンツ、レイ・ヴォルピー、Malaa、Subtronicsなど、週末に出演していた、または出演する予定だった複数のアーティストが、世界のダンス・ミュージック・コミュニティーの他の人物やブランドと共に、SNS上で銃撃を非難する声明を出している。
Mass Shooting Trackerは、【Beyond Wonderland】の銃撃事件を、2023年に米国で起きた358番目の銃乱射事件としている。この銃撃事件の生存者の一人のためにGoFundMeが立ち上げられた。
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