【ファイターズファン必読の1冊】フィクションのようなノンフィクション! 『アンビシャス 北海道にボールパークを創った男たち』
プロ野球中日ドラゴンズの元監督・落合博満氏の実像に迫った「嫌われた監督」(文芸春秋)で知られるノンフィクション作家・鈴木忠平さん(45)が、北海道日本ハムファイターズの新球場を含む「北海道ボールパークFビレッジ」(BP、北広島市)をテーマにした「アンビシャス 北海道にボールパークを創った男たち」(文芸春秋)を2023年3月に刊行した。
BP構想の発案者で実務責任者である、BPの運営会社ファイターズスポーツ&エンターテイメント(FSE、北広島市)の前沢賢・取締役事業統轄本部長と、元甲子園球児で北広島への誘致を主導した北広島市企画財政部の川村裕樹部長を軸に、構想実現に関わった人たちの思いや開業までの道のりを、彼らのバックグラウンドも交えながら克明に描いている1冊。
異端児とみなされながらファイターズを愛し、次第に人々の心を動かしていった前沢氏。人口6万人に満たない小さな自治体に、年間200万人を動員するプロ野球球団を。巨大な札幌市を相手に、誘致活動を行った河村氏。BP構想は、圧倒的実力差があるチームからホームスチールを決めるような、無理難題だらけの苦難の道。ファン必読の心が燃え上がるような、フィクションのようなノンフィクション作品!
【概要】
ファイターズ本拠地移転。13年前今までとは別の土地にボールパークを創る構想が生まれた。それを形にする為に戦った男たちがいた。ファイターズが総工費600億円を投じて完成したES CON FIELD HOKKAIDO。 資金調達、建設地探し……無数のタスクに立ち向かい、 大志を形にした男たちの物語。 ——あなたの心にフロンティアはありますか? 『嫌われた監督』『虚空の人』著者による感涙ノンフィクション!
(Written by 大井川鉄朗)
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