Z世代と収穫した“タケノコ”をおいしく楽しむ~味の素「MIRAINOMOTO」プロジェクト、伊勢丹新宿店とコラボイベント実施
味の素株式会社は、Z世代と共に取り組む「MIRAINOMOTO(R)」プロジェクトと伊勢丹新宿店とのコラボイベントを開催する。6月7日(水)~6月11日(日)の期間限定で行われるこのイベントでは、Z世代と収穫した「タケノコ」をおいしく楽しむことがテーマになっている。
「MIRAINOMOTO」は、高齢化や後継者不足によって収穫できない未収穫農作物をZ世代の学生と共に収穫し、加工・販売までつなぐプロジェクト。産官学民連携によってサーキュラーエコノミー(循環型経済)を構築し、地域の経済活性化や農業の振興にも寄与することで持続可能な開発目標(SDGs)に貢献することを目指していく。
2022年には、竹害が深刻化している大分県中津市の放置竹林に対しての取り組みが行われた。そこでは立命館アジア太平洋大学の学生が未収穫のタケノコ約400kgを収穫・加工し、県内のスーパーでの販売を実現させた。
2年目となる今年は立命館アジア太平洋大学、九州大学、別府大学、大分大学の学生が協力し、約1500kgのタケノコを収穫。伊勢丹新宿店でもタケノコの水煮を販売する。
コラボイベントでは、伊勢丹新宿店での特別販売と試食提供、キッチンステージでの特別メニュー展開、レストランフロアでの特別メニュー提供などが行われる。
来場者は、学生が収穫・加工したタケノコを食べながら、地域の課題やフードロスについて考えたりする機会となることが期待される。もちろん直接購入することも可能だ。
コラボイベントの実施にあたり、中津市の奥塚正典市長は、「今回販売するタケノコの水煮は、中津市の山国町で未収穫のまま放置されていた タケノコを、味の素株式会社や大学生をはじめ産官学民の力を結集して収穫・加工した商品です。プロジェクトに関わるすべての方の笑顔と思いから生まれた水煮を、ぜひご賞味ください」とコメント。
また、「MIRAINOMOTO」メンバーの一人、立命館アジア太平洋大学の若林快卓さんは、「産学官が連携して“未収穫農作物という社会問題”の解決を目指すプロジェクトに共感して参画させていただきました。この活動では実際に現場に足を運び、タケノコを収穫するということで、ただ頭で考えるだけでなく課題解決に貢献できていると実感することができました。また、学校生活では知ることのできない貴重な経験となりました」とプロジェクトの意義を述べている。
「MIRAINOMOTO」プロジェクトは今後もZ世代を含む若い世代と協力して、人と人の絆を基に社会のWell-beingに貢献する活動を展開していく。関係者のコメントや今年行なった大分県中津市でのタケノコの収穫風景などは、動画メディア「RICE MEDIA」のYouTubeチャンネルで公開されている。
https://youtu.be/XGMbSdBZPK4
【イベント概要】
名称:味の素「MIRAINOMOTO」× 伊勢丹新宿店 コラボイベント
期間:2023年6月7日(水)~6月11日(日)
場所・時間:東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店
内容:タケノコの水煮の販売と試食、特別メニュー(以下1~3)の提供など
1.グリーンイタリアントルチャ
桜海老と竹の子・三陸わかめのアーリオオーリオ 甘夏の香り(税込価格 2420円)
2.AGIO
筍の炭火焼き 5種のチーズソースとご一緒に(税込価格 2750円)
3.銀座アスター
タケノコと白身魚の揚げ物 スパイシーソルト炒め(税込価格 2420円)
ウェブサイト: https://getnews.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。