美味しんぼ第100巻の「津軽そばを食べたことないでしょう?」 「津軽百年食堂」でも知られる三忠食堂に行ってきた

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グルメ漫画の金字塔とも言える「美味しんぼ」。1988年から放送されたTVアニメも人気を博した。
2007年10月発売のコミックス第100巻は「日本全県味巡り 青森編」で、まるまる1冊青森ネタとなっている。
冒頭、「青森のことならなんでも知っている人」であるところの斉藤博之さんに「津軽そばを食べたことないでしょう?」と煽られ、青森に食べに行くことになる主人公の山岡士郎。青森県弘前市の「三忠食堂」なるお店で津軽そばを食すのであるが、今回機会があったので行ってきた。

さてさて、弘前駅から歩くことしばし(15分~20分くらい?)。お店は、漫画のまんまだ!という感じの佇まい。

小説「津軽百年食堂」のモデルで、同名映画のロケ地でもあるそうですが、そちらは未見ですスミマセン。

「津軽そばはかけそば一本です」の津軽そば!

「挽き立て、打ち立て、茹で立て」の「三立て」が一番美味しいと言われる江戸前のそばと異なり、「前の日に打って、翌日茹でて、食べるのは午後すぎ」という津軽そば。つなぎには大豆を使っているとのこと。
山岡いわく「麺は柔らかい、そばの香りはしない。だが不思議な旨さを持っている!」という、そのままの感想を抱きました。
というか出汁が素晴らしすぎる! 焼き干しと昆布で取ったという出汁。コミックスでは焼き干しの作り方が事細かに説明されておりました。

中華そばもウマい!

こちらの三忠食堂さん、中華そばも評判がいいのでオーダー。多分にベースは津軽そばの出汁に近いもので、それに醤油ダレを足したのかな? という感じの激旨スープにちぢれ麺、チャーシューとメンマにネギがピッタリ。津軽そばと中華そば、合わせてラーメン大盛りくらいの量でしょうか。いずれにせよ大満足いたしました。青森の弘前に行く機会のある方、チェックしてみてはいかがでしょう。

三忠食堂
青森県弘前市大字和徳町164

※画像が全部見れない方はコチラ
https://getnews.jp/archives/3414199[リンク]

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Taka

元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。

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