採択の可能性や足りない要素を助言!補助金支援AI「ズバにゃん(β)」の試験運用が開始

access_time create folderデジタル・IT

株式会社リニューアルストアは、ChatGPTを搭載した補助金支援AIアシスタント「ズバにゃん(β)」の試験運用を開始しました。

「ズバにゃん(β)」は、経済産業省の第10回事業再構築補助金の内容を学習しており、補助金の利用を検討している事業者や支援機関などの質問に回答します。

「ズバにゃん(β)」 は、ChatGPTの言語モデル「GPT-4」を使用しており、2022年11月30日にプロトタイプが公開されました。教師あり学習と強化学習の両方の手法で転移学習されています。

AIアシスタントが採択の可能性を助言

事業再構築補助金は、中小企業などが事業再構築に取り組む費用の一部を補助する制度です。

事業再構築補助金の電子申請で、実際に必要となる概要(補助事業計画(100字程度))を「ズバにゃん(β)」に入力すると、AIアシスタント(β)が採択の可能性を助言。質問を通じて、事業計画が審査要項に適しているか、目安を確認することが可能です。

また、事業計画の概要を入力すると、採択に向けて足りていない要素や、加えるべき内容を助言する機能も用意されています。

さらに、補助金を活用したいものの、どのような新規事業を行うべきか判断できない場合には、既存事業の概要を入力し、補助金を活用できる新規事業案を提示してもらうことも可能です。

先行登録ユーザーの登録を受付中

5月30日現在、「ズバにゃん(β)」は、開発に協力する先行登録ユーザーの登録を受付中。登録ユーザーは1日3回、無料でチャット質問が行えます。

先行登録の締め切りは2023年6月30日(金)。なお、今後提供される予定の有料プランでは、利用上限回数を大幅に緩和する予定とのこと。有料プランの提供時期の詳細などは現時点では発表されていません。

なお株式会社リニューアルストアは、官公庁・自治体向けに「AI発展後の補助金の申請・審査の考え方」の相談や無料面談も開始しています。

現在は、最大で1日に3回しか質問できませんが、利用上限回数が緩和された際には、様々なケースや状況について「ズバにゃん(β)」に質問や確認することが可能になると予想されます。今後の発表を楽しみに待ちたいところです。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000019657.html

公式サイト:https://zubatto.pro/

(文・S.Inosita)

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. 採択の可能性や足りない要素を助言!補助金支援AI「ズバにゃん(β)」の試験運用が開始
access_time create folderデジタル・IT
local_offer
Techable

Techable

ウェブサイト: https://techable.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。