新型コロナ禍のうちに、韓国で新たに話題の「スターバックス」がさらに増えている。その1つが、京東市場にオープンしたスターバックスだ。
2022年12月オープン。京東市場(キョンドンシジャン)といえば、漢方や韓国の食材などが手に入るローカルな市場である。
市場は広いので、内部は迷いやすい。大通りを外から向かうのをおすすめする。
すると、スターバックスの看板が見える。
市場の入口を入ると、スターバックスのロゴサインを発見。ただ、他の看板に埋もれがちなほど小さいので、通り過ぎてしまわないように注意。
スターバックスへ行くには、階段を上っていく。
そして、スターバックスの入口にたどり着いた。
なんとなく、映画館の受付のような雰囲気。というのも、ここは1960年代に建てられた劇場跡地なのだ。ローカルな市場に劇場があったのも驚き。
店内に入ると、高い天井と傾斜になったところに座席。まさに「シアター」である。
座席は200席以上あるとのことだが、混雑時は入場制限するほど混雑するという。午前中の利用がおすすめ。
座席の端には、ステージも。時々、ステージを使ったライブも開催されているようだ。
タイミングが合えば聞けるだろう。
フードやドリンク、グッズなどは、通常のスターバックスと同じ。特にオリジナル商品は目に付かなかった。店舗内のオーブンで焼くベーカリーがおすすめ。
この店舗で注文してじっくり雰囲気を楽しむのがいい。筆者は1時間以上も滞在。多くの座席で電源があったのも、さすが韓国だった。
ちなみに、この店舗の売り上げの一部が、伝統ある京東市場の活性化に使われているとのこと。ソウル中心部からやや離れているものの、わざわざ訪れる価値は大いにあるスターバックスである。
スターバックス 京東1960店
住所:ソウル市東大門区祭基洞1036, 3~4F