激戦区池袋に隠れた名店:都会のオアシス“中華樓”で味わう本格町中華! 何度でも通いたくなる名店
全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン、井手隊長です。池袋といえば東京屈指の繁華街で、ラーメン店も老舗から新店までがひしめく大激戦区だ。その中で、町中華がいくつかまだ生き残っているのが嬉しい。今回は上池袋にある“中国料理 中華樓”をご紹介する。
「上池袋」とはいえ、池袋駅からかなり離れている場所。最寄り駅は東武東上線・北池袋駅で、駅からは徒歩7分程度。都道305号線沿いにある。
1966年創業。店内は常連客がたくさんで、お酒を飲んでいる常連もいれば、パッと食べて帰る人もいるし、持ち帰りの人も多い。めちゃくちゃ繁盛店だ。
ザーサイ、チャーシューをアテに瓶ビールからスタート。
焼きギョウザ(5ケ)は大きめでいい焼き目。野菜多めの滑らかな餡でショウガがいい仕事をしている。
その後豚もつ煮込、焼肉(レバ)、牛肉野菜炒め。基本味付けが濃すぎないのが良い。レバは臭みなく、甘めのタレがいい感じ。
そして町中華に珍しく天ぷらがある。ミックス天ぷらは色々入っていて嬉しい。
さらにキクラゲ炒めと麻婆茄子。キクラゲ炒めはいわゆる「キクラゲ玉子」で、豚肉もいっぱい入っている。麻婆茄子はジャパニーズ麻婆系の味わい。
キムチチャーハンはぱらっと美味しく、あんかけ焼きそばはあんかけの具合が程よくて美味しい。
ラストはラーメン。動物系のまろやか醤油スープで、太めの麺がもっちりといい主張だ。チャーシューは焼き豚が2枚で、厚めに切られている。締めにピッタリの逸品。
都会・池袋のはずれにある最強町中華。ぜひお試しあれ。
中国料理 中華樓
東京都豊島区上池袋3-1-28
03-3916-9363
(執筆者: 井手隊長)
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