ウクライナ人から日本のマスコミにお願い / ゼレンスキー大統領来日で「〇〇国道を車行中! 生中継! とかマジでありませんように」
ウクライナのゼレンスキー大統領来日がG7広島サミットに出席することが判明した。欧米メディアは大々的にゼレンスキー大統領のG7広島サミット出席を報じている。
毎年開催されている国際会議G7サミット
G7広島サミットは2023年5月19~21日の日程で開催される。G7サミットは「主要国首脳会議」で、フランス、米国、英国、ドイツ、日本、イタリア、カナダ、EU首脳が集まり、毎年開催されている国際会議である。
ゼレンスキー大統領の命が複数回狙われてきた
ウクライナはロシア侵攻により、著しく厳しい状況にある。ウクライナ政府当局によると、ゼレンスキー大統領の命が複数回狙われてきたという。そのような状況下での来日は、ゼレンスキー大統領にとってリスクがある行為といえる。
日本のマスコミにウクライナ人からお願い
ゼレンスキー大統領が来日するにあたり、日本のマスコミにお願いコメントを出している人物がいる。在日ウクライナ人のナザレンコ・アンドリーさんだ。彼は以下のコメントを自身の公式Twitterでツイートしている。
<ナザレンコ・アンドリーさんのTwitterコメント>
「マスコミの皆さんへ。「ゼレンスキー大統領が〇〇空港に到着しました~」、「〇〇国道を車行中! 生中継!」とかマジでありませんように。全世界から危機管理意識の無さが批判され、日本のマスコミに常識がないという悪評判がつくだけだから」
マスコミの皆さんへ。「ゼレンスキー大統領が〇〇空港に到着しました~」、「〇〇国道を車行中!生中継!」とかマジでありませんように。全世界から危機管理意識の無さが批判され、日本のマスコミに常識がないという悪評判がつくだけだから https://t.co/hrhcZKqIMA— ナザレンコ・アンドリー (@nippon_ukuraina) May 19, 2023
河野太郎さん「なんで総理が安全な地域に戻ってから報道しないのかな」
日本のマスコミは、かつて岸田総理大臣がウクライナを訪問した際も「ほぼリアルタイム」で岸田総理の動向を報じて問題視された。容易に居場所が確定できる情報を報じていたのである。
これに対して河野太郎デジタル大臣が「なんで総理が安全な地域に戻ってから報道しないのかな」と苦言を呈することもあった。
問題のない報道の仕方を考えてほしい
ゼレンスキー大統領の命が危険にさらされることを念頭に置き、問題のない報道の仕方を考えてほしいものだ。元総理の安倍晋三さんも、岸田総理も、一般人に命を狙われた事件があることを考えると、不安でならない。現に安倍さんは亡くなっているのだから。
※記事画像はナザレンコ・アンドリーさんのTwitterより
(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)
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