マドンナ、母の日に“母であること”に対する思いや“急進的な”女性ロールモデルについて投稿

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マドンナ、母の日に“母であること”に対する思いや“急進的な”女性ロールモデルについて投稿

 現地時間2023年5月14日、マドンナが母の日に合わせて母であることや家族についての考えを、過去を振り返りながら綴った。

 SNSに投稿された文章で彼女は、「私は毎日母に会いたいと思っている。助けを求めたり、導いてくれたり、世話してくれたり、知恵を授けてくれる母親がいたらどんな感じだろうと何十年もの間空想してきた」と書き、「でも私は30代になっても母親になることを拒否した。というのも、母になるということを犠牲や苦しみ、そして最終的には死と結びつけていたからで、私はそんなものは望んでいなかったからだ」と続けた。自身と同じマドンナという名の実母は、後にスーパースターになる少女が5歳の時に乳がんで死去している。

 さらに彼女は、「私は人生からケツの穴を引き剥がし、女性として何が期待されているかという先入観を持たずに、道なき道を行くことにした」と綴り、「私のロールモデルは全てフリーダ・カーロ、マーサ・グレアム、ジョージア・オキーフのような急進的な女性たちだった……子どものいない偉大な芸術家たち!!」と続けている。

 マドンナは、自身の楽曲「リトル・スター」に合わせて、家族写真をスライドショーで紹介したあと、6人の子どもの母親になったことで“地に足がついた”一方で、“良い母親であることと妥協しないアーティストであることのバランスをどう取るか、茫然とし混乱する”と吐露している。

 彼女は、「私は長い年月を半盲で歩き、その過程でたくさん失敗した。だって、マニュアルやルールブックがないことは、母親なら誰でも知っているから。ただ飛び込んで、解決していくしかない。私は母親として最高の高みとどん底を経験している。これを教えてくれる人は誰もいなかった」と付け加えている。

 投稿の最後にマドンナは、自身の母親が孫に会えるくらい長生きしていたらどうだっただろうと思いを馳せつつ、「そして親愛なる母よ……どこにいようとも。あなたの孫のことを嬉しく思ってくれているといいな!!キッチンで私たちと一緒に歌ったり踊ったりしている姿をよく想像するんだ!」と締めくくっている。

 マドンナは、6月のプライド月間に合わせ、リミックス・コンピレーション・アルバム『ファイナリー・イナフ・ラヴ:50ナンバー・ワンズ』のレインボー・カラー6枚組LPボックス・セットを発売するほか、音楽業界における40年の画期的な歴史を記念する【セレブレーション・ツアー】が7月から開幕する。

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