ストレスを感じる苦手な相手は全4パターン! その対応法を紹介 ~『1日1アイデア』

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社会人はみんな、常に何かしらのストレスを抱えているものです。慢性的な疲れでイライラしてしまったり、休み明けの月曜日に不安が押し寄せたり。

本業がゲーム・おもちゃ開発者であり、遊びの力を活かした様々な悩みの解決法を提唱しているアイデア発想の専門家、高橋晋平氏の『1日1アイデア  1分で読めて、悩みの種が片付いていく』(KADOKAWA)では、日常のストレスを減らす様々なアイデアが紹介されています。今回は、同書をもとに、健康な働き方を手に入れるコツを紹介します。

苦手な相手への対応法を4 パターンに分けて考える

「この人、苦手だなあ……」と思う相手って、どうしてもいますよね。

でも、実際は悪人なんてこの世にはほとんどいません。相手を苦手だと思う理由は大きく分けて4パターンあり、それぞれどんなコミュニケーションを取ればよいかのコツがあります。

◆タイプA:言われたくない大切な指摘をしてくれる相手
→自分を成長させてくれるありがたい存在なので、一度素直に話を聞いてみましょう。自分が未熟だったというケースは結構多いものです。

◆タイプB:単に不器用な相手
→シャイだったり、自分の話ばかりしたくなったり、など、会話の間が違うだけなので、たくさん会話をして徐々にお互いの本音を伝え合えるよう、距離を縮めていきましょう。

◆タイプC:他のことで悲しんでいる相手
→人は心が満たされていないと、感情が暴走して他の人にキツめの態度をとってしまったり、失言をしてしまったりするものです。まずは優しさをたっぷりと注いであげましょう。

◆タイプD:他人をコントロールしようとしてしまう相手
→他人をコントロールしようとする人は未熟なので、まずは自分が自立して生きる姿を見せ続けて、相手を育てましょう。

ほとんどの人間関係は、自分のコミュニケーションの仕方ひとつで、今より一歩良くすることができます。でも、まれに本当に悪い人もいたりするので、そういうときは一目散に逃げ、頼れる人に助けを求めましょう。

ストレスからは2年かけて逃げよう

会社員時代、とんでもないストレスを感じていた時期がありました。仕事の忙しさとプレッシャー、体調不良、取引先の怖い人……。原因はたくさんありました。一番つらかったのは、「これって、あと何十年も続くのかなあ……?」という、「永遠感」でした。つらさから一生抜け出せないかもしれないという不安感に囚われていました。

ストレスから逃げるためには、まず、そのストレスからの卒業日を決めます。軽いストレスなら、さっと解決するアイデアを考えればいいのですが、人間関係や体調不良などの重いストレスから一瞬で逃げることはなかなか難しいものです。しかし、一瞬は無理でも、時間をかければほとんどのストレスからは逃げられます。

僕は、重いストレスが出現したら、2年後にそのストレスと完全にサヨナラする計画を立てます。例えば人間関係に苦しめられているなら、2年後に部署異動をして違う仕事ができるようにスキルアップをしたり、信頼できる人に相談したりするでしょう。体調不良も、いろいろなことを試したり治療の情報を調べたりして、2か年計画で調子を良くしようとします。

永遠に変わらないつらさなど、絶対にありません。どんなストレスにも、それを軽くするアイデアが存在します。周りに頼りながら、ほんの少しずつ楽になるアイデアを考えましょう。

『1日1アイデア  1分で読めて、悩みの種が片付いていく』 (高橋晋平・著 KADOKAWA)(Amazonページ)

アイデアとは、自分の心の中の願望が実現するきっかけです――

この本では、世界中の事例や著者の経験から厳選した「人生を楽しくラクにするアイデア」が1日1つずつ、日付入りで365個紹介されています。すぐに試せるものから仕事のスキルを上げるものまで、それぞれ1ページにやり方と考え方を凝縮。読めば読むほど、アイデア発想力が養われていく仕掛けの、これまでにない革新的発想本です。

ぜひ、この本を参考に、自分の今のお悩み事を解決する1アイデアを探してみてください。

筆者:高橋 晋平(たかはし・しんぺい)
株式会社ウサギ代表取締役、おもちゃクリエーター。
HP:https://usagi-inc.com/[リンク]

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