ラーメンに見えないラーメンが激しくウマイ件 / 中華そば一休
これはラーメンなのだろうか。それとも近代美術的なアートなのだろうか。あまりにも美しく、あまりにも甘美で、あまりにも美味な『中華そば一休』(宮城県仙台市宮城野区宮城野1-1-37)のラーメンが話題となっている。
期間限定で『せり中華そば』
そのラーメンの名は『せり中華そば』。2023年2月26日(日曜日)までの期間限定で提供されているラーメンで、新鮮かつ上質なせりをふんだんに使用した背ラーメン。
ラーメンという「域」を飛び越えた存在
筆者は醤油ベースの『せり中華そば』にレモンをトッピングして食べたのだが、そこにあるのは耽美。
紛れもなくラーメンでありながら、ビジュアルとテイストでラーメンという「域」を飛び越えた存在。
弾力ある食感がたまらない「せり」
せりは生の状態で、うっすらと感じるさわやかな香味とシャキッとしつつも「ムギュッ!」とした弾力ある食感がたまらない。このせりがスープに合う。
新たな麺と言っても過言ではないほどスープに合う。このラーメンには二種類の麺が入っていると思っていいほど。
まるでジュースのごとくゴクゴク飲みたくなる
まず先にせりを食べつくした筆者は、次にレモンを箸で潰してをスープに果汁を放った。
いままで柔らかく優しい旨味だったスープは一気に酸味を受け入れ、まるでジュースのごとくゴクゴク飲みたくなるフルーティースープに昇華。これがまた麺に合う。スープの酸味が麺の旨味を際立たせ、引き立てるのだ。
ここまでレモンと相性が良いスープと麺は稀
レモンを使用したラーメンは日本各地にあるが、ここまでレモンと相性が良いスープと麺は稀。
『中華そば一休』のシェフのセンス、素晴らしすぎる。ごちそうさまでした。
ラーメンなのか、森林なのか、華道なのか、近代美術なのか、果実園なのか、中華そば一休のラーメンなのか、なんなのか。うまい pic.twitter.com/5A5j0H0DvS— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) February 7, 2023
中華そば一休の「せり中華そば」のレモン添えが素晴らしすぎて大満足。麺をハフムシャッと食いつつレモン果汁をスープに含ませて飲む。たまらない。おかわりすればよかった pic.twitter.com/2Llwec3Zkx— クドウ@地球食べ歩き (@kudo_pon) February 7, 2023
(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)
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