ご当地スーパーでローカルなお土産探し！【岡山編】

旅行でお土産を買うなら、地元の人に親しまれている「スーパーマーケット」がおすすめ。価格は安いし、コンビニよりも品数は多い。長年、国内外のスーパーでお土産を調達してきた筆者が、今回は【岡山編】を紹介する。

岡山といえば、桃太郎。桃太郎といえば「きびだんご」を思い浮かべる人が多いかもしれない。ほかに、白桃やマスカットといったフルーツ、鰆（サワラ）やままかりといった魚介類、ややマニアックなところで「建部ヨーグルト」などもある。

岡山県北部の蒜山（ひるぜん）エリア。ここに、ご当地グルメがある。

「ひるぜん風焼そば」は、昭和30年代ごろから、味噌を使った焼きそばが家庭で作られていたという。蒜山にある食堂が、味噌ベースにニンニクやタマネギなどの材料や調味料をブレンドし、キャベツと親鶏を入れた焼きそばを提供して評判を呼んだことから、岡山のご当地グルメの仲間入りをした。

岡山市内のスーパーで、生めんとソースがセットで売られているのを発見。要冷蔵だが、自宅で手軽に楽しむのにいい。

岡山の土産と言えば、昔も今もダントツ人気はやはり「きびだんご」だ。土産店にもたくさんあるが、スーパーにもある。しかも安い。自宅用やバラマキ土産におすすめ。

岡山・倉敷の老舗和菓子店「菓子処良寛庵ひらい」の「マロン」や、名物「良寛てまり」なども、スーパーで個包装が売られていることも。ほかにも、岡山県内の和菓子店が手掛けたどら焼きや羊羹などもあり、安くあれこれ買って食べてみたい人良いだろう。

岡山はかつて「備中藩」だった。その江戸時代から受け継がれてきた伝統の手延べ製法によって作られ続けてきたのが、「かも川うどん」である。延ばしたて生うどんのようなツルツル、モチモチ食感が楽しめる。

うどん以外に、ひやむぎ、そうめんなどもある。常温かつ棒状なので、持ち帰りやすい。

広島牡蠣のだし入り濃厚つゆ「かき醤油」が有名なメーカー、アサムラサキは、本社が広島県福山市、本社オフィスが岡山県笠岡市にある。そのため、広島と岡山の両県で、アサムラサキの商品はスーパーに多く並ぶ。

かき醤油は全国展開の商品だが、実はそれだけではない。ごまだれやポン酢、ドレッシング、海苔、さらに、焼肉のたれまである。特に、「肉どろぼう」は昭和47年の発売以来、ずっと地元で愛され続けているベストセラー商品。焼肉や炒め物のほか、ラーメンや焼き飯などにも使えて便利。

岡山の牛乳といえば「オハヨー乳業」である。昭和28年創業。ドリンクをはじめ、ヨーグルト、プリン、アイスなどを製造、販売する。

特に、「オハヨーコーヒー」は、まろやかでコクある味わいのご当地コーヒーである。ぜひ現地で見つけたら味わってみてほしい。

これもご当地コーヒーである。「鬼の涙」は、岡山手焙煎職人による、岡山の伝説にちなんだオリジナルブレンドコーヒーで、コクと香り、すっきり後味の深煎り。

また、「招き猫珈」はカフェインレスコーヒー専門店が作ったドリップコーヒー。黒豆や赤米などを使った珍しさ、なにより猫の商品パッケージがまたかわいい。

広島や岡山など瀬戸内エリアのお土産として、「イカ天瀬戸内れもん味」が有名だが、実はほかの味もある。例えば「のり天瀬戸内オリーブ＆ワインビネガー味」は、食べた瞬間にオリーブの香り、ワインビネガーのさわやかな後味が楽しめる。

しかも、女性好みのおしゃれな商品パッケージで、持ち歩くのに便利なミニチャック付きなのもいい。

岡山県産の白桃が年中味わえる商品が「岡大農場ぷりん」（白桃）である。岡山大学と産学連携で誕生したというブランドで、岡山大学農学部で作られた桃を使っている。

白桃ならではの風味豊かなフルーツプリンで、常温かつ賞味期限も出荷から半年とやや長め。ゼリーでなくプリンという点もおすすめポイントの1つである。

【岡山県にある主なご当地スーパー】

■マルナカ　https://www.maxvalu.co.jp/（マックスバリュ西日本）

■ゆめタウン（イズミ） https://www.izumi.co.jp/

■ハピーズ（天満屋ハピータウン） https://www.tenmaya-store.co.jp/

（Written by トラコ）

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