【岩手県八幡平市】「暁ブルワリー」日本初の有機JASを取得したオーガニックビールを発売

岩手県八幡平市のオーガニックビール専門醸造所・暁ブルワリーは、オーガニック認証機関の日本農林規格認証アライアンスより、ビールとして日本初(※)となる有機JASを12月3日(土)に取得した。

環境に留意した醸造所が手がけるビール

暁ブルワリーは、“人に 自然に やさしく”をコンセプトに、八幡平市のオーガニックビール専門の醸造所として2020年9月に設立。同所には、環境に留意した醸造所であるためのこだわりがある。

オーガニックビールであること、

日本名水百選のひとつ「金沢清水」の天然水醸造であること、

八幡平の地熱発電でエネルギーも地産地消すること――の3つ。さらに、いずれはカーボンニュートラルの実現も目指しているという。

メイン商品は4種類がラインアップ

同所では、地域活性化に役立つ商品として、八幡平山頂の観光名所である鏡沼・通称ドラゴンアイという名前にちなんだ「ドラゴンアイ［スカイ］」「ドラゴンアイ［マグマ］」「ドラゴンアイ［サン］」「ドラゴンアイ［スノー］」の4液種を造っている。

「ドラゴンアイ［スカイ］オーガニックピルスナー」385円(税込)は、有機麦芽(ドイツ製造)と有機ホップが原材料の有機JAS取得のオーガニックビール。

同所醸造のビールは、オンラインショップで購入することができる。また、東京都内にある「暁タップス銀座」「暁タップス芝大門」「暁グロウラーズ」では、ドラフトのオーガニックビールを提供している。

有機酒類のJAS法が改正

これまで有機酒類は、国税庁の「酒類における有機の表示基準」に基づいて有機表示がされていたが、JAS法が改正されたことで、10月1日より有機加工食品のJAS規格の対象に有機酒類が追加されることとなった。これにより、有機同等性が締結されている国に輸出する場合、輸出先国の有機認証を取得することなく有機表示をして流通ができるように。酒類の有機同等性締結時期については、今後政府による諸外国との交渉によって決定される。

日本初の有機JAS認証を得たクラフトビールを味わってみては。

暁ブルワリーHP：https://akatsuki-brewery.com
オンラインショップ：https://akatsuki-brewery.com/onlineshop

■暁タップス銀座
住所：東京都中央区銀座6-4-18 マキシ･ド･ピアビル1F

■暁タップス芝大門(ビアロバタ)
住所：東京都港区芝大門1-6-12 竹やビル1F

■暁グロウラーズ
住所：東京都渋谷区富ヶ谷1-42-3 グッデイビル1F

※12月7日時点 暁ブルワリー運営母体・太極舎調べ

(山本えり)