【そう言えばいない】カタールワールドカップ出場を逃した強豪国たち

worldcup

11月に開幕したカタールワールドカップ。各国の熱戦が繰り広げられ、普段海外サッカーを見ないという人たちもサッカー観戦を楽しんでいる。我らが日本代表はめでたく出場を決めたが、32か国と絞られたW杯出場枠を争う各大陸の予選はかなり熾烈であり、優勝経験国でも出場を逃してしまうほど厳しい。今回はそう言えばいない、カタールワールドカップ出場を逃した強豪国を紹介する。

日本とも対戦したコロンビア(出場6回)

Colombia

激戦区の南米予選で敗退となったコロンビア。2014年のブラジル大会、2018年のロシア大会で日本と対戦したため、試合を観た人も多いはず。南米予選は20大会連続20回目のワールドカップ出場となるブラジル、11大会連続16回目のワールドカップ出場となるアルゼンチンを除き、予選の残りの枠は毎回混戦になる傾向がある。コロンビアは最終2試合を勝って予選を終えるも、序盤の勝ち点差が影響して本選出場を逃した。

ロシア大会ベスト8のスウェーデン(出場12回)

Sweden

2018年のロシア大会でベスト8となったスウェーデンは、ヨーロッパ予選で敗退となった。ヨーロッパ予選では、スペインやギリシャと同じグループBを戦い、2位でプレーオフへ進出。初戦のチェコ戦を1-0で勝利し、勝てば本大会出場が決まるところでポーランド戦を迎えた。前半は互角の展開で進んだが、後半開始直後にポーランドにPKを献上。このPKをエースのロベルト・レバンドフスキに決められると、72分に失点。終盤にはACミランに所属するズラタン・イブラヒモビッチを投入して流れを変えにかかったが、最後までゴールを奪うことができず0-2で敗北となってしまった。

EURO2020王者なのに敗退したイタリア(出場18回、優勝4回)

Italy

2021年に行われたEURO2020(UEFA欧州選手権)で優勝したイタリア。

イタリアは欧州予選ではグループCで、スイスに勝ち点2差届かずプレーオフへ。プレーオフでは、ポルトガルと同組のパスCに割り振られ、2強の出場枠争いが注目を集めていた。世界中のファンがイタリア対ポルトガルの試合になるだろうと予想していた。しかし、プレーオフ初戦である北マケドニアとの試合で、イタリアは大量のシュートを放つもネットを揺らせず。一方、猛攻を耐え抜いた北マケドニアは、後半アディショナルタイムのワンチャンスを決め、0-1で試合終了。本戦出場を決める大一番は予想に反してポルトガルと北マケドニアというカードになった。イタリアは2018年のロシア大会に続き、2大会連続でワールドカップ出場を逃すという悲劇に。イタリアのファンだけでなく、世界中のサッカーファンに大きな衝撃を与えた。

(Written by 大井川鉄朗)

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