東京・埼玉の列車レストラン5選。食堂車の雰囲気たっぷりのお店も

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東京・埼玉の列車レストラン5選。食堂車の雰囲気たっぷりのお店も

列車にそっくりなレストランがあるのをご存じですか? 列車の設備を使った内装だったり、あるいは列車そのものがお店だったり。列車好きの方々には特におすすめです。今回は、東京と埼玉にある列車レストランを5つご紹介します。「食堂車」のような雰囲気を味わえる楽しいレストランもありますよ!

【目次】

①STATION RESTAURANT THE CENTRAL グランスタ東京(千代田区)

STATION RESTAURANT THE CENTRALグランスタ東京

写真提供:STATION RESTAURANT THE CENTRAL グランスタ東京

「STATION RESTAURANT THE CENTRAL グランスタ東京」は、JR東京駅のエキナカ商業施設「グランスタ東京」にある食堂車両を再現した洋食レストラン。風格たっぷりの客席は、食堂車・ロビーカー・コンパートメント・テラスと4つのゾーンにわかれており、どのゾーンで食事をするかによって違う雰囲気を味わうことができます。どこもクラシカルでとてもお洒落。(※コンパートメントへのご案内はしていません)

STATION RESTAURANT THE CENTRALグランスタ東京内部

写真提供:STATION RESTAURANT THE CENTRAL グランスタ東京

メニューは昔ながらの洋食がメインです。食堂車でも実際に食べられていた「伝統のスペシャルハヤシライス」や、洋食の定番ハンバーグ・オムライス・エビフライがひとつのプレートにのった、まるで「大人のお子さまランチ」とも言える「セントラルプレート」など、どこか懐かしさを感じるメニュー。食堂車が人々にとって「贅沢」であった時代を想いつつ、優雅にお食事をしましょう。

■このレストランに関する情報はこちら
STATION RESTAURANT THE CENTRAL グランスタ東京 公式サイト
アクセス:JR「東京」駅構内 グランスタ東京B1階 スクエアゼロエリア

②カレーステーション ナイアガラ(目黒区)

カレーステーション ナイアガラ外観

写真提供:カレーステーション ナイアガラ

「カレーステーション ナイアガラ」は、列車に乗っている雰囲気を味わいつつ、貴重な列車の「資料」を見て楽しめる、「鉄道ムード」のカレー専門店。まずは店舗の外から見られる機関車の前面がお客さまを迎えてくれます。写真は夜の店舗外観で、迫力がありますよね。お店の中には、駅や列車で実際に使われていた看板や表示板、扇風機なども。椅子も車両で使われていたものです。

カレーを運ぶ小さな機関車

写真提供:カレーステーション ナイアガラ

カレー専門店ということで、提供されるカレーには大きなこだわりが。昭和の製法そのままにつくられ、主な材料は国産のものを使っています。香辛料や果物については海外からこだわって選んだものを。甘口はとてもやさしい味に仕上がっているので、小さなお子さまでも食べやすいそう。小さな機関車がカレーを運んできてくれます。店内のあちこちが列車に関するものばかりで、何時間滞在しても飽きることがなさそうです。

■このレストランに関する情報はこちら
カレーステーション ナイアガラ 公式サイト
アクセス:東急東横線「祐天寺」駅より徒歩約4分

③A ta gueule/アタゴール(江東区)

アタゴール外観

写真提供:アタゴール

2009年までヨーロッパを走っていた夜行列車、「オリエント急行」に模した車両が隣接するレストラン、「アタゴール」。客席は列車の外(室内)にありますが、食後のコーヒーは列車のなかでいただくことができます。車内はホテルの部屋のような造り。ドイツやオーストリアの夜に思いを馳せながら過ごしましょう。

アタゴール内観

写真提供:アタゴール

オーナーシェフ曽村譲司氏は、日本人で唯一、オリエント急行でシェフを務めた経歴を持ちます。料理の種類はフレンチ。曽村氏独自のアレンジが加えられ、オリエント急行が走る国々の料理の特徴を組み込んでいます。コースメニューのほか、アラカルトでも注文できます。「日本版オリエント急行」で本格フレンチをいただきましょう!

■このレストランに関する情報はこちら
A ta gueule アタゴール 公式サイト
アクセス:東京メトロ東西線「木場」駅より徒歩約3分

④トレインレストラン日本食堂(さいたま市)

トレインレストラン日本食堂店内

写真提供:鉄道博物館

さいたま市にある「鉄道博物館」の中に併設するのが、「トレインレストラン日本食堂」です。赤い鉄道に模した屋根付きの客席と、その外観を見ながら食べられる客席があります。鉄道博物館でめいっぱい楽しんで、このレストランで食事をすれば、鉄道三昧の一日を過ごせますね。

トレインレストラン日本食堂内装

写真提供:鉄道博物館

内部は高級感のあるつくり。ここで食べられるのは、「ハンバーグステーキ 特製デミグラスソース」や「日本食堂自慢のハヤシライス」、「食堂車のビーフカレー」など、食堂車の時代を思わせるちょっとクラシカルな料理。落ち着いた雰囲気に満たされる「食堂車」で、ちょっとリッチな味わいを満喫してください。

■このレストランに関する情報はこちら
鉄道博物館 公式サイト内 レストラン・ショップ情報
アクセス:JR「大宮」駅よりニューシャトル「鉄道博物館(大成)」駅下車後、徒歩約1分

⑤ベーカリーレストラン グランシャリオ(川口市)

グランシャリオ外観

写真提供:ベーカリーレストラン グランシャリオ

2015年まで東京と北海道をつなぐ寝台特急として人々に愛されていた「北斗星」。その食堂車両「グランシャリオ」がそのままベーカリーレストランとして活用されています。レストランがあるのは川口市戸塚の「ピュアヴィレッジ」内。2021年には修繕のためのクラウドファンディングが行われ、「北斗星を守りたい」という想いを持つ人々から多くの支援が集まりました。

グランシャリオ内観

写真提供:ベーカリーレストラン グランシャリオ

グランシャリオの内装は、赤を基調としたシックなもの。カーペットや卓上のランプに至るまで、走行していた当時のものをそのまま使用しています。現役で活躍していた時代の「匂い」まで感じられるそう! メニューはさまざまな種類のパンの食べ放題に、カレー・シチュー・ハヤシライスなどをメインとしたセットが選べます。もちもちふんわりの焼き立てパンは大人気だそうですよ。

■このレストランに関する情報はこちら
ベーカリーレストラン グランシャリオ 公式Facebook
アクセス:JR・埼玉高速鉄道「東川口」駅より徒歩約7分

「列車レストラン」は、いつでも列車旅気分を味わえる特別なレストラン。旅行に行くほどの時間はないけれど、列車旅に出かけるうきうきした気持ちだけでも味わいたい、そんなときにぜひ利用してみてください。実際に旅行に行くよりも気軽で、お子さま連れの方にもおすすめです!

掲載情報は2022年11月29日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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