新たに6銘柄が仲間入りするIQOS イルマ専用たばこスティック「センティア」、増税でも価格据え置きの理由は?

加熱式たばこ「IQOS」を展開するフィリップ モリス ジャパン(PMJ)は、「IQOS ILUMA(イルマ)」専用たばこスティック「SENTIA(センティア)」ブランドから新たに6銘柄を発売。

10月25日(火)より全国8店舗のIQOSストア、IQOSショップ(ヤマダデンキ一部店舗)、IQOSコーナー(ドン・キホーテ系列一部店舗他)、コンビニエンスストア及び(在庫状況に応じて)順次選定されるたばこ取扱店で、11月1日(火)よりIQOSオンラインストアにて順次発売する。

「センティア」ラインアップを全12銘柄に拡充

昨年8月に登場したIQOS イルマ シリーズは、スマートコア・インダクション・システムと呼ばれる加熱ブレードを廃止したモデルが特徴。専用たばこスティックに内蔵された誘熱体により、たばこ葉を燃やすことなく内側から直接加熱することで「高い満足感としっかりした吸いごたえを楽しめる」としている。

センティアは、IQOS イルマ専用たばこスティックのフラッグシップブランド「TEREA(テリア)」に次ぐスタンダードブランドとして、今年4月に6銘柄を29道府県の地域限定で先行発売、7月より18都県でも販売を開始し全国に展開した。

新たに発売されるのは、レギュラーから、やさしい味と香りの絶妙なハーモニーが楽しめる「センティア・ピュア・ティーク」、まろやかなうまみと香りの「センティア・バランスド・イエロー」。

メンソールから、心地いい清涼メンソールの「センティア・クール・ジェイド」。

さらに、フレーバー系メンソールから、ほのかに香る強冷メンソール「センティア・アイシー・パープル」は、「HEETS(ヒーツ)」にもない、新たな味わいとのこと。その他、後味すっきりシトラスメンソール「センティア・シトラス・グリーン」、酸味爽快のフルーティーメンソール「センティア・トロピカル・イエロー」を加えた、計6銘柄。

全12種類にラインアップを拡充したセンティアは、この10月に加熱式たばこの増税があったものの、これまでの価格を維持する形で20本入り530円(税込み)で提供される。

小売価格の維持は「製品の競争力を維持するため」

PMJポートフォリオ・マネージャーの村上彰啓氏によると、センティアの販売を開始して以降、「従来のブレード型のIQOSで主にヒーツを使用していたユーザーや、紙巻たばこ喫煙者の(IQOS イルマへの)切替えを促進できた」という。

増税以降もテリアおよびセンティアの小売価格を維持するに至った背景については、「20歳以上の喫煙者に煙の出ないたばこ製品への切替えを促し、当社の企業ビジョンである“煙のない社会の実現”を推進していくため、また、テリアとセンティアがその実現のために重要な製品であると考えており、現在の経済状況において製品の競争力を維持するため」と説明している。

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よしだたつき

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PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

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