“子供のひとり歯磨き”をサポート! パナソニックから子供用電動歯ブラシが登場
子供のひとり歯磨き──。無性に嫌がられたり、磨き残しがあったりと、不安やストレスを感じる母親は少なくない。そんな中、パナソニックは小学校低学年の子供を持つ全国の母親100名を対象に、「こどもの歯磨き事情」について調査を実施。その結果を踏まえ9月1日、子供の歯磨きに関するメディア向けセミナーが行われた。ゲストとして小児歯科専門医の三木崇裕氏、タレントで2児の母である優木まおみさんが登壇。さまざまな視点から子供の歯の健康についての意見が述べられた。
セミナー冒頭では、「こどもの歯磨き事情」について調査報告が紹介された。子供が電動歯ブラシを使っているかを尋ねたところ、「使ったことがない」が75.0%に。さらに電動歯ブラシへの不安として、「歯ぐきを傷つけそう(39.7%)」「隅々まで磨けない(33.8%)」「子供が真面目に歯磨きに取り組まない(30.9%)」という意見が寄せられた。
一方で、子供が電動歯ブラシを使ったことのある母親からは、「無理に動かさなくても磨けて便利」「幼児の頃歯磨きを嫌がったので、目新しいものを与えたら興味を持ってくれた」、「磨き残しが少ない」といった声も目立ったという。
「歯医者に子供の磨き残しが多いと言われたことがあるか?」という質問には、半数以上が「指摘されたことがある」と回答。また子供の「ひとり歯磨き」についての質問には、「とても不安」「やや不安」という回答が90.0%にも上った。
子供の歯磨きで悩んだことがあるかという質問には、「とてもある」「たまにある」が77.0%、「ストレスを感じたことがとてもある」「たまにある」のは68.0%となった。ストレスを感じる理由は、「歯磨きが雑、短時間で終わらせようとする(77.9%)」「歯磨きを促しても、いつまでも磨かない(52.9%)」がトップに。
一方で子供の歯磨きへの悩みを抱えながらも、「子供の歯磨きの時間を楽しくしたい」と76.0%が感じていることが判明。子供に前向きに歯磨きを取り組んでほしいという母親の想いが伺える。
調査結果に優木まおみさんは、「本当にわかります!どんなに歯磨きが大事か教えても、わかってもらえないので…。上の子は歯磨きしながらいつもテレビを見ているので、磨き残しも心配ですね」と2児の母としての苦労エピソードを語った。
三木崇裕氏は「子供にとって歯磨きは“楽しみながら”することが一番大事。家族みんなで行うのも一つの手ですね」とアドバイス。
さらに「子供は歯ブラシを細かく動かせないので、手磨きでは磨き残しが多くなりがち。また口が小さいので歯ブラシはヘッドが薄いもの、特にやわらかい毛のブラシを使えば歯ぐきにも安心です」と子供のひとり磨きのポイントを強調した。
優木まおみさん、三木氏のコメントからも、親にとって子供の歯磨きは大変な苦労であることがわかる。パナソニックは、そんな子供のひとり磨きデビューに最適な電動歯ブラシを開発。かねてより展開していた「ドルツ」の子供向けモデルとして、「音波振動ハブラシ キッズドルツ EW-DK31」を2022年9月1日より発売した。
歯の生え変わり時期の口内でも磨きやすいブラシ形状となっており、従来のドルツの「薄ヘッドブラシ」を採用した。子供の小さな口にピッタリな薄いヘッドで、奥歯までしっかりブラシが届く。さらに強い押しつけを検知すると、アラームで知らせる安心設計が備えられた。歯ブラシを当てる力加減を覚えることで、歯や歯ぐきを傷つけない磨き方が上達することだろう。
振動モード設定には「さらにやさしい」モードを搭載。3段階の振動から子供の好みに合ったモードを選ぶことができる。
さらに歯ぐきの形状に沿って動く「ヨコ磨き」を導入。細かく動くリニア音波振動により、ブラシを歯に当てるだけできれいに磨くことができる。1mm以下の振幅でブラシ毛先が動くため、歯垢もしっかり除去することが可能だ。
同製品を子供の歯磨きに試してみたという優木さんは「パッケージや見た目の可愛さから『使いたい!』と上の子も下の子も興味津々の様子でした。電動ブラシ=大人が使うものと思っていたようなので、自分もできるのがうれしかったみたいです」とコメントした。
「子供にとって歯磨きをする間、口を大きく開けるのは大きなストレス。薄いヘッドならば奥に届きやすく、嫌がらず使えると思いますね」と感想を述べた。
「音波振動ハブラシキッズドルツEW-DK31」の販売価格は1万2千円前後を想定。ぜひこの機会に、子供の正しい歯磨きを習慣化し、健やかな口内環境づくりをサポートしてみてはいかがだろうか?
テレビ番組のリサーチャーによる情報サイト。 テレビ番組におけるネタ探しのプロが蓄積された知識とリサーチノウハウを武器に、芸能、雑学、海外、国内ご当地、動物など多岐に渡るジャンルをテレビ番組リサーチャー目線で発信しています。
ウェブサイト: http://www.nicheee.com/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。