「9月1日」は防災の日! パナソニックが災害・停電時におすすめする“防災家電“とは?

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9月1日(木)は防災の日。毎年この時期になると、防災グッズの見直しを行なう人も多いのではないだろうか。

言うまでもなく、地震や台風、豪雨といった災害はいつ起きるか分からない。今年1月には、南海トラフ地震の40年以内の発生確率が90%程度に引き上げられ、静岡県から宮崎県にかけての一部では震度7もの揺れになると想定されている。さらに各地で豪雨による被害が続出し、6月下旬からは記録的な猛暑が続いた影響で、7年ぶりに「節電要請期間」(7月1日~9月30日)が設けられ、節電対策にも注目が集まった。

そんな中、パナソニックは20~60代の男女2000人に自然災害での停電を中心とした備えに関する意識調査を実施。「もしもの備え白書 2022年版」を作成した。

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自然災害への備えにまつわる調査では、「いつどこでどんな自然災害が起きてもおかしくない」と思う人は9割以上(96.0%)に。自然災害への備えを必要と感じている人も9割近く(89.5%)に上った。

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しかし実際には約7割(69.6%)の人が「備えができていない」と回答。その理由としては「具体的に何を始めればよいかわからない」36.4%、「特に始めるきっかけがない」7.3%と、「何を」「いつ」備え始めたら良いのかわからない人が4割以上に上った。一方「備えができている」と回答した人でも2~3日分の備えが最多。1週間分以上の備えができている人は僅かで、災害への備えは十分とは言えない結果であった。
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停電経験者が停電発生直後、最初にとった行動は「スマホで情報収集」が27.1%とトップ。スマホは情報収集に重宝する一方、「スマホをライト替わりなどに使っていたため電池切れに(30代女性)」、「心配するメールが次々に届き、どんどん充電が減っていった(50代女性)」など、バッテリー残量に不安が募ったエピソードが寄せられた。
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停電時の情報入手に役立つラジオ。しかし「聴取可能な周波数がわからなかった」「使い方がわからなかった」「電池がなかった」と、日常の準備不足で使えなかったという声も目立った。

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 「あかり」の備えの数については、停電経験の有無で明白な差が見られた。「ランタンやあかりは家族の人数分揃っていないと、洗面やトイレで不便と気づいた(50代女性)」という声もあり、停電経験から買い足している人もいた。また停電時、調理する時に困ったことの1位は「暗くて作業しにくい」で41.0%。停電時にトイレで困ったことの1位も「暗くてよく見えない」が約半数(48.5%)となった。

あかりを「ひとり1灯+1部屋に1灯」備えている人は、停電経験者27.8%、未経験者15.8%と12%の差があり、未経験者の「備え不足」が顕著に。停電時の困り事として、キッチンやトイレの「暗さ」 が1位となっていることからも、あかりは一家に様々なタイプを複数用意する必要があると言えるだろう。

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パナソニックでは、これらの調査結果を踏まえ、停電時に役立つ家電を提案している。その一つが単1形~単4形の乾電池どれでも1本で使える「電池がどれでもライト」だ。

乾電池の予備がなければ、使わない家電から1本でも取り出せば点灯可能なので、いざという時に心強い。テーブルに置けばランタンとしても使用することもできる。初期モデルは2005年に発売されたが、東日本大震災でのライトや電池不足を受け、真の災害時に役立つべく改良が重ねられ、2013年にリニューアル。シリーズ累計100万個以上を販売したヒット商品だ。

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同社で一般家庭での乾電池の保有状況を調査したところ、単3形と単4形の保有数が多かったことから、従来の単1形~単3形仕様から単4形も使える構造にモデルチェンジ。さらに使いかけの電池も液漏れなどのトラブルなく使えるよう、全ての電池を1本ずつ収納できる仕様となった。

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上述の調査で停電経験者の約半数が「停電時にスマホの電池残量が7割以下だった」など、バッテリー残量で困ったという経験談が寄せられた。そんな悩みを解決できるのが「USB入出力付急速充電器 BQ-CC87L」だ。USB経由でパソコンなどから充電できる上、万が一の際は単3形電池を使ってスマートフォンを充電することも可能だ。身近な機器から取り出した単3形乾電池と充電池、さらに容量や種類の違う電池を混ぜて使えるので、停電の際には活躍するだろう。
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9月15日発売予定のテレビドアホン「VL-SWZ700シリーズ」には、業界初となる、災害情報を通知する「安心アラート」が搭載される。これは、地震や台風などの自然災害に対し、地域の気象警報や避難情報、鉄道の遅延といったインフラ情報をモニター親機でリアルタイムに受け取れる機能だ。訪問者の確認という本来の機能にくわえ、災害情報の通知や家電連携による音声通知で、日々の暮らしと災害時の両方をサポートする。
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リアルタイム通知する内容には「緊急安全確保情報」「避難指示情報」「高齢者等避難情報」「自然災害警戒情報」「鉄道遅延情報」の5種。ドアホンのモニター親機から通知音とお知らせランプ、ポップアップ表示によって通知されるので、モニター親機をリビングに設置すれば家族全員で共有することができる。設定により、離れて暮らす家族のスマートフォンにアラート通知をメールで送信することも可能だ。
「備えあれば憂いなし」。多くの人が理解しているものの、災害や停電に十分備えられている人はごく僅かなのが現状。ぜひこの機会に、防災グッズや停電時に役立つ家電をチェックしてみてはいかがだろうか?

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