9月1日「防災の日」に今すぐできること3選 コロナ禍に防災知識のアップデートを

9月1日は「防災の日」。この日を含む一週間を防災週間と定め、各関係機関が防災意識の向上を目的とした呼びかけや訓練等をおこなっています。

しかし、“地震・防災”に関するアンケート調査(※)では、家庭で行っている地震・防災対策に関して「特に対策をしていない」が約3割(30.4%)と、何から対策したらよいのか分からないという人も少なくないはず。
(※SBIいきいき少額短期保険調べ、対象:持ち家に住む全国の20歳以上1114名)

そこで今回は、防災週間に今すぐできるアクションとして、企業の取り組みを3件ピックアップして紹介します。

Jクラブ対抗、防災模試で競う「ソナエルJapan杯」

Yahoo! JAPANとJリーグが8月19日から開催している「ソナエルJapan杯」は、Jクラブのファン・サポーターが、災害時に必要な知識や能力を問う「ヤフー防災模試」(速習編/台風・豪雨編/地震編)を受験し、受験者数や点数をクラブ間で競いながら地震や豪雨、台風に備えるJクラブ対抗企画。

J1・J2・J3全58クラブが参加し、現在は9月4日(日)まで、決勝ラウンドに進出した勝ち点上位の19チームが「地震編」の防災模試で競い合っています(ヤフー防災模試はスマホから誰でも参加することができます)。

地震、水害、火山などのさまざまな災害について、注意点やとるべき行動などをクイズ形式で答えるため、楽しみながら自分の身を守る知識を学ぶことができますよ。

「ソナエルJapan杯」:
https://bousai.yahoo.co.jp/exam/sonaerujapan/[リンク]

万が一に備えるための「防災換気」

災害のおそれがあるときには、危険な場所から避難先への速やかな避難が必要とされています。しかし、多くの人が「避難所」に密集すると、新型コロナウイルスの感染が広がるリスクも。そこで、指定の避難所以外にも、ホテルや旅館等の宿泊施設に加え、安全な自宅での避難や、知人・親戚宅、車中泊など、あらかじめ別の避難先を考えておく「分散避難」の考え方が広まっています。

生活環境の維持や感染症対策に必須の「換気」ですが、それは災害時においても同じ。三菱電機は在宅避難時や避難所にて行う、防災行動としての換気のことを指して「防災換気」と呼び、正しい空気の流れをつくるための換気術を公開しています。

https://youtu.be/obtxVXR89EY

換気する際は図や動画の通り、ただ窓を開ければよいというわけではなく、空気が循環するような工夫が必要です。このように防災知識をアップデートしておくことで、避難時に電気が止まってしまった状況でも、効率的な換気を行うことができるとしています。

賢く正しい換気術「換気のすすめ」:
https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/kanki/index.html[リンク]

新たな備蓄スタイル「デイリーストックアクション」

災害の備えとして注目を集めている「デイリーストックアクション」は、日常の備蓄が災害時への備えも兼ねる食のライフスタイル。非常食の賞味期限を年に1回チェックして買い直すのではなく、「常温保存可能食品を常に一定量ストックしながら日常的にも使っていこう」という、新しい備蓄スタイルの推進運動です。

デイリーストック食品を選ぶ際のポイントは4つ。

・開封後しばらく日持ちする、もしくは使い切りサイズであること。
・常温保存可能食品のみの組み合わせでも美味しく食べられること。
・短い調理時間で食べられること。
・調理後の生ごみがなるべく出ないこと。

レトルトタイプで常温保存可能な「ダイズラボ 大豆のお肉」シリーズや、お湯を注げばみそ汁になる「料亭の味 フリーズドライ 顆粒みそ」などを展開するマルコメもデイリーストックアクションを推奨しています。

デイリーストックアクション(DSA)実行委員会:
https://dailystockaction.com/[リンク]

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