MCU の最新作はリーガルドラマ? 大ヒットドラマ 「SUITS/スーツ」「グッド・ワイフ」 にも共通する観るものを惹きつける魅力とは
マーベル・スタジオが新たに贈る最新ドラマシリーズ『シー・ハルク:ザ・アトーニー』が毎週木曜日16時よりディズニー公式動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)独占で日米同時配信中です。
主人公は正義感に溢れる弁護士ジェニファー・ウォルターズ(演:タチアナ・マスラニー)。ある事故をきっかけに“ハルクのパワー”を得てしまい、なりたくもないヒーロー〈シー・ハルク〉に…。あくまでも弁護士として人々を救いたい想い抱くジェニファーは、ヒーローやヴィランを弁護する“超人専門弁護士”として活躍していく―。
この度、主演のタチアナ・マスラニー&豪華制作陣の証言により、〈ドラマチックな法廷のシーン〉、〈仕事、恋、友情に奮闘する主人公のキャラクター性〉など、観るものを惹きつける本作の魅力が判明。そして、それは「SUITS/スーツ」や「グッド・ワイフ」など、大ヒットリーガルドラマとの共通点でもあります。
ジェニファーは弁護士として働いていた最中に突然得てしまった“ハルクのパワー”のせいでシー・ハルクとなり、様々な騒動に巻き込まれていく。その一方で「私はヒーローじゃない」「普通の弁護士になりたい」という思いを抱き、超人たちを相手に、あくまでも“弁護士”として人々を救うべく活動していきます。監督を務めたカット・コイロは「本作にはそれぞれのエピソードに独特のトーンが存在するの。ドラマチック、アクション、サスペンスなど、いろんなジャンルを持ち込んでいるわ。30 分の法廷ドラマなのに、そこには映画のようなスケールの物語があるの」と、ドラマチックなリーガルドラマの要素が盛り込まれていることを明かしています。
さらに、シー・ハルク役のタチアナ・マスラニーも「ジェニファーは弁護士で、それは彼女にとって重要な個性なの。シー・ハルクになっても、弁護士としての自分が先行している。彼女は仕事が大好きだし、弁護士として人々を助けることに誇りを持っている」と、主人公が抱く熱い想いについて解説。
リーガルドラマが人々を魅了する理由の一つに、スーツを身にまとい裁判に臨む弁護士のカッコいい働きぶりが挙げられます。世界で絶大な人気を誇る大ヒットドラマ「SUITS/スーツ」は、ニューヨークの大手法律事務所を舞台に若き有能な弁護士と、天才的な頭脳を持つ青年がタッグを組み、数々の訴訟に挑んでいく物語。様々な問題に衝突しながらも、性格や環境が正反対のコンビが、支えあいながら活躍する姿は世界中の人々を虜にしました。
本作では、シー・ハルクの助けを求め訪れるくせ者揃いの依頼者に苦戦しながらも、相棒のニッキと共に様々な裁判に挑んでいく。そして、コイロ監督が「この物語は、スーパーヒーローのありふれた日常を、少しだけ覗き見するような感覚なの」と語るように、本作ではこれまであまり描かれることのなかった“ヒーローの日常”を映しており、そんなキャラクター達の姿に共感してしまうといいます。
脚本家のジェシカ・ガオは「制作していく中で、どんどんシー・ハルクの中身を肉付けしていったの。だからこそ、シー・ハルクをリアルな人間として感じることができる。彼女には、これまで生きてきた人生があって、人間関係、家族、友達がいる。私たちと同じように、いろんなことを頭の中で処理したりして、気分が良い時も、悪い時もある、そういったところに共感してほしいわ」と、主人公の人間味あふれるキャラクター性を解説。
本編では、ジェニファーが嫌いな上司の愚痴を友人との飲み会で発散させる様子や、仕事の合間を縫ってマッチングアプリで出会いを求める“等身大の女性像”など、ついつい身近に感じてしまうヒーローの“日常”が描かれています。
ゴールデングローブ賞、エミー賞など名だたるタイトルを受賞してきた「グッド・ワイフ」も、そんな働く女性に重きを置いた物語。10 年以上法廷を離れていた主人公が、夫のスキャンダルが原因で弁護士として復帰し、仕事や恋愛などを通して成長していくリーガルドラマ。“妻”“弁護士”“母”として、様々な問題に立ち向かう主人公の姿に共感する人が続出。本作でも、“ヒーロー”“弁護士”“普通の女性”として前向きに突き進むジェニファーに共感すること間違いなし。強くて美しい新ヒーロー〈シー・ハルク〉の活躍を是非楽しんで。
(c) 2022 Marvel
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