読む者を死に導くネット小説の恐怖 鶴田法男監督が手掛けるAIサスペンス・スリラー『戦慄のリンク』12月公開[ホラー通信]
ビデオ映画「ほんとにあった怖い話」(91)、『リング0 バースデイ』(00)の鶴田法男監督が中国で手掛けたサスペンス・スリラー『戦慄のリンク』が12月23日より全国ロードショー。日本版ポスターが解禁された。
マ・ボヨンの小説を原作とした本作は、とあるネット小説を読んだ人たちが無惨に死んでいく事件と、その謎を解明しようとする若者たちを描いている。ネット小説に仕組まれた恐怖が、読んだ人間の心理に作用し死へと導く。ロシアを発祥とし、世界的な問題に発展した、SNSなどを介して参加者を洗脳し自殺に扇動する“青い鯨”事件(ブルーホエール・チャレンジ)がインスピレーションとなっている。
本作は2020年に中国全土約5000館で公開されたものの、日本公開が未定となっていた。今年の映画祭「カリテ・ファンタスティック! シネマコレクション®2022」でオープニング作品に選出され、今回が待望のロードショーとなる。主演は、『返校~言葉の消えた日』のフー・モンボー、Netflixドラマ「流星花園2018」のスン・イハン。
また、今回の公開に合わせ、テレビ版「ほんとにあった怖い話」の原点となった鶴田法男監督作のビデオ映画「ほんとにあった怖い話【新装版】」のDVD化が決定。10月28日に発売される。
『戦慄のリンク』
12月23日(金)より新宿シネマカリテほか全国ロードショー
監督:鶴田法男 脚本:ヤン・ヤン 原作:マ・ボヨン「她死在QQ上」
撮影:神田創 編集:須永弘志 美術:リー・チア 音響効果:大河原将 照明:丸山和志 音楽:小畑貴裕
キャスト:スン・イハン フー・モンポー シャオ・ハン チャン・ユンイン ウォン・マンディ ハン・チウチ ジョウ・ハオトン
提供:三鷹オスカー/フィールドワークス
配給・宣伝:フリーマン・オフィス
製作:2020年 中国 96分
「ほんとにあった怖い話【新装版】」DVD
10月28日(金)発売 5,500円(税込)
発売元:ジャパンホームビデオ、マクザム
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