ロボット「タング」本体はこだわりの一点物!CGと実写の融合に二宮和也「人間がポップにやらないと」映画『TANG タング』撮影現場レポート

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二宮和也さんが嵐の活動休止以降、初の映画主演を務める『TANG タング』(2022年8月11日(木・祝)に公開)から、撮影現場レポートが到着。

原作はベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選ばれた、イギリスのハートウォーミング小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」。

ゲーム三昧で妻に捨てられた、ダメ男・春日井 健(かすがい けん)。わけあって無職で人生に迷子中。ある日、健の家の庭に突然現れたのは、記憶を無くした迷子のロボット。どこからきて、何のためにやってきたか分からないそのロボットは自分の事を”タング“と名乗った。
タングを最新型ロボットと交換するために始まった旅は、いつしかタングを直す旅に。しかし、そこで明らかになるのは、タングが失った記憶に、世界を変える秘密が隠されているという事だった――。
タングの記憶の為に大きな選択を迫られる健。ふたりの迷子が大冒険の先に見つけた、人生の宝物とは――。

主演・二宮和也!共演にも超豪華なキャスト陣が集結した映画『TANG タング』

主演には日本を代表する俳優・二宮和也さん、共演に満島ひかさんり、市川実日子さん、小手伸也さん、奈緒さん、京本大我さん(SixTONES)、かまいたち(山内健司、濱家隆一)そして、武田鉄矢さんといった超豪華なキャスト陣が集結した映画『TANG タング』。

ゲーム三昧で妻に捨てられたダメ男・健(二宮)と記憶をなくした迷子のロボット・タングが大冒険を繰り広げ、その旅路での出会いを通して、健とタングが成長し、絆を育んでいく様子を描いた物語だ。

撮影は2021年3月から5月にかけて行われた。

主人公・健を演じる二宮和也さんと、その妻・絵美を演じる満島ひかりさんのクランクインは、3月26日。都内にある洋館風のハウススタジオからだった。

この日撮影されたのは、華やかなホームパーティのシーン。室内には色とりどりの花やバルーンが飾られ、テーブルの上には丸寿司やブルスケッタ、生ハムサラダなど豪勢な料理が並ぶ。

ドレスやスーツに身を包んだエキストラたちが揃ったところで、三木孝浩監督がシーンの説明を開始。「テーブルに沿って一列になり過ぎなので、もう少しばらけて自然な形にしましょう」など、丁寧かつ的確に指示を出していく。

スタッフと歓談しながらその様子を眺めている二宮さん。『TANG タング』の作品性を表すような穏やかな空気が早くも流れており、そこに満島ひかりさんと、健の姉・桜子役の市川実日子さんが登場するとさらに場が華やぐ。室内で10数名がそれぞれ動くシーンのため、グラスを持つ/持たないといった細かなセリフのニュアンスについて三木監督と入念に確認する満島さんと市川さん。だが二人とも、真剣な中にも笑顔を絶やすことはない。待ち時間中も二宮さん・満島さん・市川さんで談笑するなど、チームワークは早くも抜群。

順調に撮影が進んでいくなか、このシーンのハイライトといえる瞬間が訪れる。それは、絵美が開けたシャンパンのコルクが大きく弧を描いて飛んでいき、最後尾にいた健がキャッチするシーン。

実際にはコルクを正確に飛ばすのは難しいため、そう「見せる」ために長テーブルやエキストラの面々を挟んだ満島さんと二宮さんがタイミングを合わせないといけない場面だったが、二宮さんの「飛んできたコルクをキャッチする」演技の上手さにより、こちらもスムーズに撮影完了! 実際にコルクは飛んでいないにもかかわらず、そうとしか見えない流石の表現力と瞬発力を見せつけた。

初日を振り返った二宮さんは「ここからどうなっていくか想像がつかない。タングとの会話も実際には1人で演じますからね」と気を引き締めつつ「ロボットとの共演に縛られ過ぎず、いい芝居を優先したい」と語っていた。

ポンコツコンビの大冒険はここから始まった!
常に自然体な二宮さんの存在が難しい撮影を要する現場を穏やかな雰囲気に

4月2日、健とタングの出会いのシーンが千葉県内の牧場で撮影された。広大な牧草地を有し、その一角には立派な1本の木がそびえ立つエリアがあり、その幹に寄りかかるタングを健が見つけたことから、二人の大冒険が始まることになる。

ぼたん桜が満開に咲き乱れる陽気の中、この出会いのシーンは陽が落ちるまでに撮りきらなければならない全編ロケ撮影。早朝から各スタッフが準備に奔走し、段取り開始は朝一で開始。加えて今回はタングを自在に動かすため、大掛かりなCG処理が必須となるため、撮影自体も特殊な工程を踏む必要があり、撮影前からかなりの試行錯誤が予想された現場といえるが、現場にはピリピリした空気はなく、和やかな中にも心地よい集中力が流れていた。

その中心にいる二宮さんもまた、常に自然体。重要なシーンとあって三木監督からは健の一つ一つの動作や、その時々の心情について出された細かいリクエストを二宮さんは即座に理解し、疑問があればすぐ確認するなど柔軟に対応していた。加えて、初対面となるタングを前に冗談を飛ばすなど、さりげなく“抜き”の時間を作り、現場の空気を穏やかにキープしていた。

その二宮さんが演じる健の相棒・タングの撮影にはいくつかの過程を踏む必要があった。ポンコツロボットという設定を具現化すべく、ボディのあちこちをさび付かせたほか、傷み具合のディテールにもこだわりが光るタング本体を実際に現場に置いて撮影をする工程。

タング本体は取扱注意の一点物のため、手足や首を動かすシーンにおいては、専門のスタッフが黒子的にタングを動かし、二宮さんと演技を合わせていく。さらに、シーンによっては腕だけのパーツなどを使って撮影をしていた。

そこから、細部まで作り込んだ「本番用」と「簡易版」を使い分け、さらには合成あり/なし、実景のみ等々、一つのシーンにおいても無数に撮影が生じることになった。それに合わせて二宮さんは同じシーンを何度も繰り返さねばならない状況だったが、集中力は一切途切れず、常にフレッシュな演技を披露していた。

撮影の合間に二宮さんに話を聞くと「CGと合成を使う現場らしさを感じています」と語りつつ、「人間がポップにやらないと、CGに追いつけない」と完成形を見据えた演技のこだわりを明かしてくれた。

この夏、健とタングの大冒険が日本中を温かい涙で包み込む!
撮影最終日まで二宮さんとともに走り抜けた現場「タングと一緒に成長できた」

5月10日、主演の二宮さんがクランクアップを迎えた。

旅の最終地点、海岸線が一望できる岬。波の音が間近に聞こえる絶好のロケーションで、物語の終盤に用意された健とタングの絆が光るエモーショナルなシーンが撮影された。

二宮さんにとっては今日がクランクアップ日だが、全体の撮影スケジュール自体も、実景の撮影以外は本日で終了。初日から最終日まで、二宮さんと共に走り抜けた作品となった。

二宮さんは最終日も気負うことなく的確な演技を披露し続け、トラブルもなく完走。クランクアップを迎えた際には「本当にうれしいです」と充実感をにじませつつ、「誰一人新型コロナウイルスの感染者が出なかった。これは我々の映画への愛情です」と感染対策を徹底して撮影を行ったスタッフ・キャストを労う。その言葉に聞き入っていた三木監督は、「みんなが手探りだったけど、考え抜いてタングと一緒に成長できた」とコメントを残している。

健とタングが紡いだ心温まる感動の物語は、観る者に何事も【きっと大丈夫】と思わせてくれるだろう。

記憶をなくしたロボットとポンコツな大人の大冒険が日本中を笑顔と感動と温かな涙で包み込む映画『TANG タング』の公開にご期待ください。


・映画『TANG タング』予告 8月11日(木・祝)公開
https://youtu.be/BgS5dP7HjFM

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作品概要

【タイトル】『TANG タング』
【キャスト】二宮和也
満島ひかり/市川実日子
小手伸也 奈緒 京本大我(SixTONES)
山内健司・濱家隆一(かまいたち) 野間口徹 利重剛 景井ひな / 武田鉄矢
【主題歌】milet「Always You」(SME Records)
【スタッフ】原作『ロボット・イン・ザ・ガーデン』(デボラ・インストール 作 松原葉子 訳 小学館文庫)
監督:三木孝浩 脚本:金子ありさ
【配給】ワーナー・ブラザース映画
【コピーライト】
Based on “A ROBOT IN THE GARDEN” by Deborah Install Copyright (C) 2015 by Deborah Install
Licensed by Deborah Install c/o Andrew Nurnberg Associates, London through Tuttle-Mori Agency,
Inc. ,Tokyo
(C)2022 映画「 TANG 」製作委員会
【映画公式サイト】tang-movie.jp
《原作について》
人間とロボットによるハートウォーミングな物語が絶賛されている小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」(デボラ・インストール作 松原葉子 訳 小学館文庫) 。2016 年ベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選ばれ、「とにかくタングがかわいい!」と世界中の読者を虜にし、日本国内ではシリーズ累計発行部数28万部を超える、海外の作家のデビュー作としては異例のベストセラーである。映画『TANG タング』は、「ロボット・イン・ザ・ガーデン」を日本版にアレンジを加えての実写化。また、2020年より劇団四季の16年ぶりの一般オリジナルミュージカルとして舞台化。雑誌「ミュージカル」が発表した「2020年ミュージカル・ベストテン」では作品部門第 1 位に選出され、高い評価を得ている。

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