市民などによる純地元産の酒米作り&林業者専用スタンプ!相模原市の取り組み
都心からアクセスも良く、自然豊かな神奈川県相模原市。そんな相模原市ならではの、ユニークな取り組みを2つ紹介しよう。
家族連れなどがともに、酒米の田植えを実施
相模原市内の有志による会と蔵元が手を組み、今年5月に相模原産のお米で醸造した「純相模原産日本酒」を発売した。
そんな中、この地元産日本酒造りの2年目の取組と地域活性化に向け、6月5日(日)に、地元の「上青根農園会」と「青根酒米作りの会」が主体となり、市内外から参加した家族連れなどがともに、酒米(山田錦)の田植えを行った。
当日は晴天に恵まれ、約20組40名の体験希望者が参加した。「青根酒米作りの会」のスタッフによる指導のもと田植え作業に臨み、田んぼのあちこちから子どもたちの明るい声が響き渡り、参加者からは笑顔がこぼれるなど、一体感が生まれていたという。
当日は本村市長も田植えに参加、参加者に交じって手慣れた手つきで苗を植えるなど、爽やかな汗を流した。
同市では、今年3月に策定した「総合計画推進プログラム」に基づき、地方創生とSDGsの推進、シビックプライドの醸成に向けて、引き続き地域との協働による持続可能なまちづくりを進めていくという。
林業の世界観を楽しめるでユニークなLINEスタンプ!
続いて紹介するのは、相模原市が発売している、林業の世界観に触れられるLINEスタンプ「林業者専用スタンプ」。
このユニークなスタンプは、森林・林業の普及啓発や木材の利用拡大を目的に、相模原市と「さがみはら津久井産材」の利用拡大を図り林業振興に寄与することを目的に構成された、「さがみはら津久井産材利用拡大協議会」が協力して制作。
マニアックな林業の専門用語を用いつつもユニークなデザインのスタンプで、林業関係者だけでなく一般の人にも活用してもらい、森林や林業に興味を持つきっかけになることを目的としているという。
スタンプのデザインは、若い林業者の声を取り入れながら、市内在住のデザイナー・武笠太郎氏が中心となって行った。
相模原市内には、北西部の藤野地区を中心に多様な芸術・文化に関わる人たちが在住しており、市ではそうした人たちと連携し森林・林業界を盛り上げていくという。
ユニークながら実用性もあるスタンプ、日常でも使ってみて。
■林業者専用スタンプ
販売価格:120円(50コイン)
販売ページ:https://store.line.me/stickershop/product/19244349/ja
相模原市のユニークな取り組みに、これからも注目だ。
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