シャア専用マクドナルド『辛ダブチ』を日本一詳しく調査
ビッグマックが看板メニューのファストフードレストランといえば『マクドナルド』。いつも新たなメニューで多くのグルメな人たちを楽しませてくれるマクドですが、今回、新たにシャア専用マクドナルドとして期間限定販売されている『辛ダブチ』(税込420円)を日本一詳しく調査しました。
『機動戦士ガンダム』とマクドナルドがコラボ
シャア・アズナブル(キャスバル・レム・ダイクンまたはクワトロ・バジーナもしくはエドワウ・マス)といえば、『機動戦士ガンダム』シリーズのなかでもトップクラスで人気のあるキャラクターですが、マクドナルドがそのシャア・アズナブルと奇跡のコラボレーション。シャア専用マクドナルドとして、複数のコラボグルメを販売しました。エドワウ・マスを知らない? 坊やだからさ……。
3種類あるシャア専用マクドナルドのバーガー
シャア専用マクドナルドとして複数のフードやドリンクが販売されていますが、バーガータイプのコラボグルメは3種類あります。スパイシーなテイストの『辛ダブチ』、スモークベーコンが薫り高いポークパティの『赤いガーリックてりやき』、贅沢にホワイトチェダーチーズとビーフパティをそれぞれ3枚も重ねた『ニュータイプ白いトリチ』の3種類です。
<シャア専用マクドナルドのバーガー>
辛ダブチ: ビーフパティ2枚にハバネロパウダースパイシーチーズ2枚
赤いガーリックてりやき: ベーコンと醤油風味ガーリック入りチリペッパーマヨソースとトマトバンズ
ニュータイプ白いトリチ: ビーフパティ3枚にホワイトチェダーチーズ3枚
シャア専用マクドナルドの魅力
シャア・アズナブルは赤いシャア専用モビルスーツに乗ることが多く、特に有名なのがシャア専用ザク。そして彼の異名は赤い彗星であり、とにかく「赤」のイメージが強いキャラクター。それゆえ、今回のシャア専用マクドナルドも「赤」をイメージしたフードが多く、今回ご紹介する『辛ダブチ』もそのひとつです。
ちなみに、シャア・アズナブルはクワトロ・バジーナに改名して生活をした時期があり、そのときは黄金の百式というモビルスーツに乗っていました。もしかすると、黄金をイメージしたシャア専用マクドナルドのフードがいつか登場するかもしれませんね。
『辛ダブチ』はとにかく絶品スパイシー
おそらくですが、『辛ダブチ』はマクドナルド史上もっとも辛いと言っても過言ではないスパイシーなバーガーかもしれません。なにより刺激的なのが、ハバネロパウダー入りのスパイシーチーズとスライスされたハラペーニョの辛いダブルアタック。
だからといって、辛いだけのバーガーではありません。ハバネロパウダー入りのスパイシーチーズのベースはチェダーチーズなので、しっかりと強いコクを感じさせつつ、チェダーチーズ特有のまろやかさを堪能させてくれます。なので、スパイシーさが「心地良い爽やかな辛さ」「旨味ある辛さ」に昇華されるのです。
『辛ダブチ』の重量を調査
辛さはマクドナルドのなかでもダントツの『辛ダブチ』ですが、その重量はどれくらいあるのでしょうか。作りたての『辛ダブチ』をキッチンスケールに乗せて、重量を調査してみました。その結果、バーガーラップに包んだ状態では170グラム、バーガーラップから『辛ダブチ』を取り出した可食部だけの重量では166グラムありました。
一般的な通常サイズのバーガーメニューと同等の重量かなと思われます。よって、大ボリュームではありませんが、少なすぎるということもないと思います。ただし、やや辛めのテイストに仕上げられているため、人によっては、食べ進めるスピードが遅くなるかもしれません。辛いものが苦手な人は、カフェオレやミルクなどと一緒に食べると良いかもしれません。
<辛ダブチの重量>
袋入り: 170グラム
可食部: 166グラム
※重量には個体差があると思われます
『辛ダブチ』の温度を調査
食べると刺激的なスパイシーテイストの『辛ダブチ』。人によっては「辛いと熱さを感じる」「辛いものを食べると汗が出てくる」ともいわれています。では『辛ダブチ』のリアルな温度はどれほどなのか? 完成から約10~15分後の温度を調査してみました。その結果、バンズは34.6度、ビーフパティは36.3度、ハバネロパウダー入りスパイシーチーズは32.1~33.3度という結果になりました。
しっかり温かいので、ホカホカでスパイシーなおいしさを堪能することができました。やはりチーズはトロトロで柔らかい状態がおいしいと思うので、ビーフパティにしっかりとしがみついたチーズが牛肉に芳醇なコクをもたらしている点が高評価。しかもそこそこ辛いので、気のせいかもしれませんが体が温まる感じがします。これはいいものだ。
<作りたて辛ダブチの約15分後の温度>
バンズ: 34.6度
パティ: 36.3度
チーズ: 32.1~33.3度
※環境と状態により温度に差が出ると思われます
マクドナルドとしてかなり冒険しているバーガー
あくまで推測でしかないのですが、マクドナルドは老若男女、どんな人たちが食べたとしても、しかっりおいしいと感じてくれるフードを最優先にバーガー類を作っていると思うのですよ。それを踏まえて考えれば、『辛ダブチ』は、マクドナルドとしてかなり冒険しているバーガーだと思うのです。
何度も書いていますが、『辛ダブチ』はマクドナルド史上、特に辛いスパイシーなバーガーに仕上がっています。本当に辛いのです。「辛いものが好きな人に向けて作りました」と堂々と言っていい、辛いもの好きにはたまらない絶品バーガーです。万人受けとは言えないと思います。だからこそ、マクドナルドの冒険心に敬意を表したいと思うのです。
<辛ダブチのサンドの構成 / 上から順>
バンズ
ハラペーニョ・オニオン・トマトソース・マスタード
ハバネロパウダー入りスパイシーチーズ
ビーフパティ
ハバネロパウダー入りスパイシーチーズ
ビーフパティ
バンズ
<辛ダブチの栄養情報>
エネルギー: 458キロカロリー
たんぱく質: 27グラム
脂質: 24.6グラム
炭水化物: 32.2グラム
食塩相当量: 3.3グラム
ナトリウム: 1283ミリグラム
カリウム: 357ミリグラム
カルシウム: 206ミリグラム
リン: 317ミリグラム
鉄: 2.0ミリグラム
ビタミンA: 135マイクログラム
ビタミンB1: 0.13ミリグラム
ビタミンB2: 0.29ミリグラム
ナイアシン: 4.1ミリグラム
ビタミンC: 1ミリグラム
コレステロール: 73ミリグラム
食物繊維: 1.9グラム
やはり『辛ダブチ』の魅力は妥協しない辛さへの挑戦にあると思います。旨味たっぷりで辛いチーズを使うだけでなく、それを2枚重ね。さらにハラペーニョのスライスもサンドして、とことんスパイシーを追求しているバーガー。たまりません。
定番商品になるといいなあ。……と心から思うスパイシーマニアは少なくないと思いますよ。辛いものが苦手だから食べられない? なら同志になれ! そうすればララァも喜ぶ!
■『赤いガーリックてりやき』を日本一詳しく調査
https://getnews.jp/archives/3300332 [リンク]
■『ニュータイプ白いトリチ』を日本一詳しく調査
https://getnews.jp/archives/3300258 [リンク]
(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)
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