防犯砂利のメリットデメリットを知って賢く利用する方法

防犯砂利のメリットデメリットを知って賢く利用する方法

防犯砂利を庭に敷こうかなと思っている人も、多いのではないでしょうか?敷いた後に、失敗したとならないためには、防犯砂利のメリットデメリットを知っておきましょう。その上で、メリットを活かす形で防犯砂利を利用できれば、心強いのではないでしょうか?

防犯砂利のメリットデメリット

見た目は、普通の砂利とさほど違いが分からない防犯砂利ですが、踏むことで大きな音が出るように加工が施されていたり、石の粒を大きく成型していたりします。

 

その分、その音が騒音として捉えられてしまうと、ご近所トラブルの原因となってしまいます。そうならないためにも、防犯砂利のメリットとデメリットを知っておくことが大切です。

 

防犯砂利のメリット6つ

防犯砂利のメリットは、6つあります。加工された防犯砂利の成分によっては、当てはまらないものもありますので、一般論として知ってほしい、防犯砂利のメリットです。

 

音が大きいことで防犯効果が期待できる

軽量素材を使用している防犯砂利は扱いが楽

環境に優しい素材を使っていることが多い

防草シートを敷いた上に撒くので、雑草が防げる

カラーバリエーションが豊富なので、庭の雰囲気が作りやすい

靴底が汚れにくい

 

防犯砂利の防犯効果

犯罪者は、大きな音を嫌います。足元で大きな音がするだけで、諦める可能性が高くなります。防犯砂利は、踏んだ時に74デシベル以上の音が出るように設計されています。

 

70デシベルでかなりうるさいと感じ、75デシベルで非常にうるさいと感じるというのが、一般的な印象ですから、74デシベル以上の音が発生する防犯砂利の防犯効果が期待できます。

 

防犯砂利は軽量&カラバリ抱負&環境に優しい

防犯砂利の素材は、セラミック、ガラスの廃材、溶岩系の石や瓦などが主になります。川砂利や大理石系の砂利よりはずっと軽いので、庭に撒くのが簡単です。

 

また、こうして加工された石ですから、カラーバリエーションが豊富ですし、素材の質感も選ぶことができます。自分の家の雰囲気重視で、防犯砂利を選ぶことができます。

 

おおむね廃材を使用することが多いので、環境に優しいのも防犯砂利のメリットの一つです。

 

防犯砂利は雑草を防げる&靴底が汚れない

防犯砂利を使用する際は、最初に雑草が生えていないことが条件です。そのため、除草した後に防草シートを敷き、さらにその上に防犯砂利を敷きます。必然的に、雑草を防ぐ効果があります。

 

また、同じ理由で靴底が泥だらけになる心配もありません。

 

防犯砂利のデメリット3つ

防犯砂利を利用するなら、デメリットもしっかり知っておきましょう。

 

雨や風で飛ばされたり流されたりしやすい

騒音が近所迷惑になる恐れがある

素材によっては埃や怪我の恐れがある

 

防犯砂利が雨や風で飛ばされる

セラミックやガラスなどで作られた防犯砂利のデメリットになります。軽くて扱いやすいという特徴はあるものの、その分、こうしたデメリットがあります。

 

目減りしてしまった分は、定期的に補充をしなければいけません。

 

防犯砂利がご近所トラブルに

非常にうるさいという75デシベルに近い音を発生する防犯砂利ですから、お隣が近い場合は苦情を言われるケースがあります。

 

自分の家の中にいて、庭の防犯砂利を踏む音で、テレビが聞こえないという失敗例もあります。

 

埃や怪我の恐れ

廃ガラスを加工した防犯砂利は、小さな子供さんが怪我をしてしまうかもしれません。セラミックの防犯砂利は、踏むたびに砕けますから、嵩が減るだけではなく、埃として自宅や近所に迷惑をかける可能性があります。

 

防犯砂利のメリットデメリットを考慮して賢く利用するための2つコツ

 

防犯砂利を使うとき、大切なことは「使う場所」です。人通りが多い場所に敷いてしまうと、騒音となってしまうことは容易に想像ができます。

 

そこで、1つ目のコツとして、防犯砂利を敷くおすすめの場所を解説します。それは、人の目が届きにくい場所です。

 

家の裏側、時々しか使わない勝手口、隣家の敷地との境界線、地面に近い窓の下などです。泥棒が侵入しやすい場所を意識しながら、防犯砂利を撒くのがコツです。

 

2つ目のコツとして、防犯砂利を敷く際の厚さです。防犯砂利が薄いと、防草シートがずれてしまいます。その隙間から草が生えてくると、せっかくの防犯砂利の効果が発揮できません。

 

また、防犯砂利が減ってしまっても効果が薄くなるため、防草シートの上に3㎝から5㎝の厚さで敷くのがおすすめです。そして、定期的に補充することを忘れないようにしてください。

 

防犯砂利の処分方法

 

加工された防犯砂利は、どうやって処分したら良いのでしょうか?まずは自治体に問い合わせてみましょう。通常、砂や砂利は回収していない自治体が多いですが、防犯砂利の素材によっては回収してもらえる場合もあります。

 

自治体で回収して貰えない防犯砂利は、次のような処分方法があります。

 

専門業者に回収を依頼

購入したホームセンターに回収を依頼

プロに敷いてもらった防犯砂利なら、その業者に依頼

芝に張り替えるときやリフォームの場合は、その業者にお任せ

 

専門業者に依頼

産業廃棄物を取り扱う業者に、処分を依頼する方法です。どの程度の量を撒いているのか、重量が分からない場合は、面積でも良いので伝えるとよりスムーズに話が進むでしょう。

 

ホームセンターに処分の依頼

DIYで防犯砂利を敷き直したり、交換したりといった場合、材料を購入するホームセンターに相談してみましょう。店舗にはよりますが、格安で処分をしてくれるホームセンターがあります。

 

施工業者に敷いてもらったなら処分もお願いする

防犯砂利を施工業者に敷いてもらった場合は、同じ施工業者にお願いすれば、格安で引き取って貰えることがあります。とりあえずは聞いてみることをおすすめします。

 

リフォームを依頼した業者にお任せする

新しい防犯砂利に交換する、芝に張り替えるなど、庭のリフォームを業者にお願いする場合は、古い防犯砂利の回収や処分もお任せしましょう。

 

少し手数料がかかるかもしれませんが、回収を単体でお願いするよりは安くなるはずです。

 

おわりに

防犯砂利のメリットデメリットをお伝えしました。防犯砂利を使ってみたいけど、ご近所トラブルは避けたいなら、紹介した賢く利用するコツを参考にしてくださいね。物騒な昨今ですから、対策を検討することは大切です。

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