リリース2年で1200店舗以上活用! 持ち帰り用注文サイト作成サービスのランプが1億円調達

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京都府に本社を構える株式会社ランプは、飲食店向けのテイクアウトDXプラットフォーム「テイクイーツ」を展開しています。

そしてこのたび、ANRIらから総額約1億円を調達。「テイクイーツ」のアップデートなどを通じ、さらなるテイクアウトDXを推進する構えです。

テイクアウトDXプラットフォーム「テイクイーツ」

「テイクイーツ」は、テイクアウト専用の注文サイトを初期費用・月額費用ともに無料で構築できるサービス(サービス手数料・カード決済手数料は別途必要)。最短即日に開設できるスピード感や店舗ごとにカスタマイズできる自由度が魅力でしょう。

店舗では、テイクアウトの予約注文・決済をオンライン化することで業務を効率化できるほか、聞き間違いなどのトラブルも防げるといいます。

28機能で店舗に合わせた運用が可能

「テイクイーツ」には、テイクアウトを便利にする28の機能を実装。店舗の業態や規模に合わせた使い方が可能です。

たとえば、注文を受けたときに普段使っているスマートフォンなどへ通知する機能や注文内容を一覧できる管理画面などの「注文管理」機能。特別な端末を用意しなくても、簡単に注文状況を把握できます。

また、日付・商品ごとの在庫数設定や“大盛り”などのオプション設定、商品の公開予約などができる「商品管理」機能も便利そうです。

このほか、複数店舗の受付時間・休業日などを細かく設定できる「店舗管理」機能、QRコード生成や売上推移のデータ分析などを行える「マーケティング」機能などもあります。

タクシー会社向けの連携サービスも展開

そんな「テイクイーツ」は、リリースから約2年間で全国1200店舗以上に導入。2021年7月には、南海電気鉄道株式会社と共に、駅で食事を受け取れる「エキピク」の実証実験を実施するなど活用シーン開拓にも注力しています。

また同社は2021年6月、「テイクイーツ」と連携したタクシー会社向けのフードデリバリーシステム「タク配」をリリース。これは、タクシー会社が簡単にデリバリーサービスを始められるシステムです。以降、京都・大阪・神戸・札幌で営業するMKタクシーや奈良近鉄タクシーなどと提携し、サービスエリアを拡大しています。

調達資金で「テイクイーツ」をアップデート

そんな同社がこのたび、プレシリーズAラウンドにて総額約1億円を調達しました。

引受先は、ANRI、ココナラスキルパートナーズ、三井住友海上キャピタル、GLOBIS(G-STARTUPファンド)、中野智哉氏(株式会社i-plug 代表取締役CEO)、山本正喜氏(Chatwork株式会社 代表取締役CEO)、井戸 義経氏。なお、一部金融機関からの融資も含みます。

今回の資金は、「テイクイーツ」の新機能追加とバージョンアップ、人材採用に充てられるとのことです。

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「テイクイーツ」サービスサイト
「タク配」サービスサイト

(文・Higuchi)

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ウェブサイト: https://techable.jp/

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