子供の頃からの夢「鍋いっぱいのフルーチェ」を作った結果、あまりにも悲しい結末が訪れた!

冷たい牛乳と混ぜると固まり、ぷるんとした食感が最高においしいハウス食品の「フルーチェ」。昔も今も子供にとってのごちそうデザートのひとつですよね。

鍋いっぱいのフルーチェ(20人前)を作ってみた

通常のフルーチェは牛乳200mlと混ぜて作るため、家族でシェアしたら市販の3連プリンやゼリーと同じくらいの量しか食べられません。いつの日かフルーチェを飽きるまで、お腹いっぱい食べてみたいとは、きっと誰もが思い描くささやかな夢のひとつなのではないでしょうか。

先日、そんな夢を実現させたのはコスプレイヤーの日報さん(@nippou_)。なんと実に20人前のフルーチェを用意し、鍋いっぱいになるほどのフルーチェを作ったのです!

子供の頃から夢だった「鍋いっぱいのフルーチェ」を作りました!!(約20人前)

大きめの鍋からこぼれんばかりに作られた大量のフルーチェイチゴ味。なんというインパクトなのでしょうか。フルーチェって大人になってから食べても美味しいんですよね。見てるだけでよだれがジュルリと垂れてしまいそうです……!

こちらの画像にはたくさんのいいねやリプライのコメントが殺到。「夢を叶えられたんですね」「次はバケツプリンですね」「自分にとって実現できない夢のひとつでした」などなど、祝福の声やうらやむ声までさまざまなコメントが寄せられていたのですが、ここから事態は思いもよらぬ展開を迎えてしまうのでした。

鍋いっぱいのフルーチェがセンシティブな画像と警告される

なんと、日報さんが投稿した鍋いっぱいのフルーチェの画像に対し、Twitterから「センシティブな画像」として警告が入ってしまったのです。

子供の頃のロマンや夢が凝縮されたこの画像のいったいどこがセンシティブだというのでしょう。日報さんのは警告の詳細を確認してみると、「ヌード、性的なコンテンツ、暴力、グロテスクな画像/動画、ヘイトの象徴などのどれかに該当する」と表示されたそうです。いったいどこが……!?!??

日報さんはこの件についてもTwitterで報告。こちらのツイートにもたくさんの驚きのコメントが寄せられていました。そりゃそうだ!

子供の頃から夢見てた鍋いっぱいのフルーチェを作って写真を載せたらTwitterくんにセンシティブ画像と判断されて警告をくらったワイ、咽び泣きながら渾身の異議申し立て

その後、日報さんはリプライで寄せられたアドバイスを参考にしつつ、警告に対して計10回程度は異議の申し立てをしているそう。しかし4月20日現在、一向に警告が解除される気配はないのだそうです……。

日報さんが送った異議申し立ての一部

・こちらはハウス食品のフルーチェの画像です。性的なコンテンツではありません。(異議申し立て)
・この画像はフルーチェで、フルーチェとはデザートの一種です。(説明を加えてみた)
・フルーチェとはこちら(公式サイトURL)です。(公式の威光を借りてみた)
・Fluche is not sensitive.(英語にしてみた)
・In Japan, We sometimes eat Fluche. This is not sensitive food.(英検4級の必死の英語)
・We like Fluche…this is a photo of Fluche…(情に訴えかける戦法)
・This is Japanese traditional food, Fluche. (伝統文化だから見逃してください戦法)
・この写真のどこに問題があるかわかりません。こちらは何らかの問題あるものではなく、大量のデザートの写真です。(途方に暮れている)
・This is a picture of a large amount of delicious dessert…(ダメ元でもう一度英語にしてみる)

フルーチェがセンシティブなコンテンツと認定されるのは許されない

もしこの異議申し立てが通らず、フルーチェがセンシティブなコンテンツ(ヌード、性的なコンテンツ、暴力、グロテスクな画像/動画、ヘイトの象徴など)を含むと認定されてしまうと非常にまずいのではないでしょうか。お子様がスーパーなどでフルーチェを手に取りにくくなってしまったり、お子様のごちそうであるべきフルーチェが18禁扱いになってしまったりするかもしれません。

確かにフルーチェのおいしさには興奮しますが、それは性的な興奮ではないはず。いくらイチゴ味のフルーチェがピンク色だからって、そこに性的要素を感じてしまうのはあまりにも敏感なのではないでしょうか。Twitter社の賢明な判断が待たれます。

※画像提供:日報さん(@nippou_)

(執筆者: ピータン)

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