ジュリアン・レノン、故ジョン・レノン「イマジン」を初めて公の場でカバー

ジュリアン・レノン、故ジョン・レノン「イマジン」を初めて公の場でカバー

 現地時間2022年4月8日、グローバル・シチズン主催のチャリティー・キャンペーン【スタンド・アップ・フォー・ウクライナ】で、故ジョン・レノンの息子であるジュリアン・レノンがウクライナ難民支援のために「イマジン」を初めて公の場で演奏した。

 亡き父の平和を象徴する楽曲をついに披露することを決意したジュリアンは、長文のキャプションと共にパフォーマンスを公開した。「ウクライナでの戦争は、想像を絶する悲劇です……人間として、そしてアーティストとして、最も意味のある方法で反応せざるを得ないと感じました」と彼は綴り、「だから今日、父の曲“イマジン”を初めて公にパフォーマンスしました」と続けた。

 59歳になるジュリアンは、数十年におよぶキャリアの中で「イマジン」を初めて演奏する決心をした経緯を説明した。「私はいつも言っていました。唯一“イマジン”を歌うことを考えるのは、それは“世界の終わり”の時だ」と彼は明かし、「この曲は、私たちが望むトンネルの向こうの光を示しています……今も続く殺人的な暴力の結果、何百万もの罪のない家族が、住み慣れた家を出て、他国に保護を求めることを余儀なくされています」と続けた。彼は「世界のリーダーたち、そして“イマジン”の感情を信じるすべての人たち、世界中の難民のために立ち上がってください!賛同と募金をお願いします」とメッセージを締めくくった。

 ジュリアンは、何十本ものキャンドルに囲まれた厳かなセッティングで「イマジン」を披露し、エクストリームのヌーノ・ベッテンコートがアコースティック・ギターを演奏し伴奏を務めた。

 「イマジン」は、1971年にリリースされた故ジョン・レノンの同名のアルバムに収録されており、同11月に米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で最高3位にランクインした。

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