資産形成を身近に。カンム、クレジット決済と投資ができるカード「Pool」を5月リリース予定
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株式会社カンムは、心理的な理由で金融サービスを活用できていない人(心理的unbanked)向けにサービスを提供しているFinTech企業です。
同社は、第二種金融商品取引業の登録を3月4日付で完了。これにより、かねてから準備を進めてきた新プロダクト「Pool」を5月にリリース予定であることを発表しました。
「決済×投資」をテーマに
「Pool」は、“手元の資産形成に活用できるクレジットカード”というコンセプトのプロダクト。Visaカードの決済機能が利用可能で、カード決済すると1%分が還元されるとのことです。
また、投資に関する機能も搭載予定。投資資産をカード支払いにも充てられます。投資のリターンとクレジット決済時のキャッシュバックで幅広い人が資産形成に活用できるサービスを目指すとのことです。
「Pool」は、2021年8月より事前登録を受付中。4月8日時点で3000人以上が登録しています。
最短1分発行の「バンドルカード」
同社は、資産運用・投資が不十分と言われる日本の現状に着目し、心理的unbankedの課題を解決するサービスを展開中。主力サービスは、2016年にローンチしたオンライン決済サービス「バンドルカード」です。
「バンドルカード」は、アプリから最短1分でネットショッピング専用のバーチャルカードを発行できるVisaプリペイドカード。リアル店舗で利用できるリアルカードには、本人確認不要の“バンドルカード リアル”と海外でも使える“バンドルカード リアル+”があります。
「バンドルカード」の専用アプリは、2022年2月に累計500万ダウンロードを突破。約7か月で100万以上のダウンロードを達成したといいます。
セブン銀行との資本業務提携も
こうして成長を続けてきた同社は、デロイトトーマツ主催の企業成長率ランキング「日本テクノロジー Fast 50」に2019年~2021年の3年連続ランクインを果たしています。
また、2020年7月に株式会社セブン銀行から11.3億円の第三者割当増資を実施。累計調達額約44.3億円に到達しました。
この資金を、「バンドルカード」の会員獲得強化と「Pool」の開発に投資。このたび、第二種金融商品取引業登録を完了したことで、いよいよ「Pool」のリリース目処が立ったとのことです。
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株式会社カンム
「Pool」サービスサイト
(文・Higuchi)
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ウェブサイト: https://techable.jp/
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