カンバーバッチが語るドクター・ストレンジの魅力は「自分自身で築く力」
「スパイダーマン」シリーズの監督が贈る時間・空間の概念を超えた超感覚ファンタジック・アクション超大作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』が5月4日に公開となります。
アベンジャーズの一員で、最強魔術師としてこれまでのMCU で多彩な活躍を魅せてきたドクター・ストレンジ。天才外科医ストレンジは、事故による怪我で挫折するも、ある出来事をきっかけに過酷な修行を重ね魔術師へと生まれ変わります。演じるベネディクト・カンバーバッチはそんな〈自分自
身で築き上げる力〉がストレンジの魅力であると言及。ストレンジの新たな物語に世界中の期待が高まっています。
世界的大ヒットを記録した『アベンジャーズ/エンドゲーム』での壮絶な死闘を経て、アイアンマン、キャプテン・アメリカが去った今、アベ
ンジャーズの今後の核となると期待されているドクター・ストレンジ。記憶に新しい『スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム』では、スパイダー
マンことピーター・パーカーのメンターとしても活躍。
そんなストレンジを演じるカンバーバッチは「彼は態度に問題はあるが、過去があり、職業があり、譲り受けたものではなく自分で築き上げた社会的ステータスがある。とても現実的な人間だという事実が、彼を興味深くしているんだ」と、ストレンジの魅力について説明。魔術師になる前のストレンジは、医療の知識に精通し、数々の難しい手術を成し遂げてきた天才外科医。少し上から目線で傲慢な性格ではあるものの、医師としては周囲からも尊敬されており、外科医として自らの努力で確立した地位に立っています。
しかし、ある日の事故をきっかけにストレンジは外科医として致命的な手に麻痺が残る大怪我をしてしまう。怪我によって挫折したストレンジはあらゆる治療法を試すも回復せず、周囲に強く当たり、一瞬にして富と名声を失います。そんな中、ある噂話を頼りにカマー・タージ”へと向かうと、そこにはこれまでの常識を覆す魔術の世界が存在しており、衝撃を受けたストレンジはその世界に弟子入り。過酷な修行を経て、見事に魔術師として生まれ変わったのです。
カンバーバッチは「彼がヒーローになるということに関して、ある意味偶然的なところもあったけれど、それでも彼は理解し、マスターし、受け入れるために闘わなければならない運命にあった。彼は北欧神話の神でもなければ、何かに噛まれたわけでもない。彼には異星的なものは何一つないんだ。完全に打ちのめされてからヒーローとして再生し、映画の終わりにはすっかり一人前になっているんだよ」と、外科医としてのみならず、魔術師として確立することも〈自分自身で築き上げたこと〉であったと力説。
最強の魔術師となったストレンジは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、「エンドゲーム」でアベンジャーズの一員となり脅威であるサノスに立ち向かいます。時間や空間を自在に操るほか、身体から精神を切り離す様子などストレンジの多彩な魔術は迫力あるアクションの中でも一際目立ち、観客に新感覚の未知なる映像を体験させた。そして最新作となる本作では、無限の可能性を秘める“マルチバース”の扉を開いたことにより、人類に新たな脅威が迫ります。
さらに予告編では“邪悪なストレンジ”や“髪型の少し違った精悍な顔つきのストレンジ”など異なる容姿のストレンジが登場し、ファンはその謎に大興奮。プロデューサーを務めるリッチ・パーマーは「キャラクターには無限のバージョンがあり、何か見覚えがあるからといって、それが以前見たことのある人物であるとは限りません」と、本作が描く無限の可能性を示唆。
ストレンジに迫りくる大きな犠牲と覚悟とは!?マーベル史上最も予測不能で、異次元の壮大な戦いを描いたファンタジック・アクション超大作が、新たなるマーベルの次元の扉をこじ開ける!
(C)Marvel Studios 2022
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。