失敗しにくい!床のワックスの塗り方5つのコツを徹底解説

失敗しにくい!床のワックスの塗り方5つのコツを徹底解説

床のワックス塗り替えに最適な時期は大掃除のときではありません。塗り替えに最適な時期や、失敗しない塗り替えのコツ、おすすめのワックスや乾くまでに必要な時間などを詳しく解説します。賃貸はどうしたら良いの?という疑問にもお答えしていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

床のワックスの塗り方の基本と5つのコツ

 

床にワックスをかけるのに最適な時期は、乾燥して晴れた天気が続く季節です。余り気温が低くないのが理想なので、晩秋の頃が丁度よい時期になります。

 

大掃除より一足早く床のワックスを塗り替えてしまうと、年末の大掃除も楽になりますね。

 

床のワックスを塗り替える手順

家具や汚れると困るものを片付けます

ゴミや埃を隅々まで掃除をしましょう

床面を雑巾で水ぶきし、取り切れなかった汚れを落とします

床が乾くのを待ちます

床が乾いたらワックスをかけます

ワックスが乾くのを待って、家具などを元に戻します

 

汚れては困るカーテンや、ソファーなどの家具もを別の部屋に移動しましょう。そして、ワックスを塗りたい床面を掃除機で、ゴミや埃をしっかり掃除してください。

 

さらに雑巾を硬く絞って、床面を水ぶきします。こびりついたままの汚れや、掃除機で取り切れなかったゴミを、雑巾で拭き取ります。

 

掃除機で取れなかったようなチリや埃は、クリーナーシートを使うと簡単です。床面がしっかり乾いたことを確認してから、ワックスを塗ってください。

 

ワックスは専用のワックス用シートを使うと簡単です。手持ちのフロアワイパーに取り付けて、ワックスを含ませ、軽くなでるようにワックスを塗っていきます。

 

床面全体に塗り終わり、ワックスが乾けば完成です。移動しておいた家具などを元に戻して、ワックスがけの終了としましょう。

 

ワックスによって、1度塗っただけで厚みを感じる光沢がでるものもありますし、乾いてからもう一度塗る2度塗りをした方が、キレイに仕上がるものがあります。

 

判断ができないときは、ホームセンターのスタッフに聞いてみましょう。ワックスを選ぶ時に失敗したのでは、ダメージが大き過ぎます。残念なことになる前に、迷ったら質問することをおすすめします。

 

床のワックスを塗り替える時の5つのコツ

床のワックスを誰でもキレイに塗れるコツを紹介します。

 

ワックスを塗るルートを最初に決める

ワックスは素早く塗る

ワックスを塗るときは”のせる”イメージで

ガムテープを身近に置く

ワックスは一部屋ずつ完成させること

 

床のワックスを失敗無く塗るには、とても大切なコツです。詳しく解説しますので、しっかり頭に入れてくださいね。

 

ワックスを塗るルートを決める

部屋のどのスペースから塗り始め、最後はどこを塗ってから部屋を出るか、最初にそのルートを決めてから塗り始めます。

 

何も決めずに、手当たり次第に塗っていたら、せっか塗った場所を跨いだり、踏んだりすることになるかもしれません。情けないことに、部屋に閉じ込められてしまうことだって、無いとはいえないのです。

 

ワックスは素早く塗るのが鉄則

ワックスを床に撒いてはいけません。ワックスを塗る時、ゴシゴシとこすってはいけません。素早く均等に塗るのが、ワックスを美しく仕上げるコツです。

 

ゴシゴシこすって床に浸透させる必要はないのです。これをやってしまうと、乾いたときに、ワックスの塗りむらが目立つことになってしまいます。

 

ワックスを塗る時は”のせる”イメージ

シートやモップにワックスをしみ込ませたら、軽くスーッと床の上に伸ばします。拭くとかこするとかという感覚ではなく、ワックスを床面に均等に乗せるだけです。

 

そして、次の列を塗る時は、前の列に半分ほど塗り重ねる位置をキープして塗り進めます。これで、塗らなかった場所を無くすとともに、塗りむらを防ぐこともできます。

 

ガムテープを身近におくこと

手の届く範囲にガムテープを置いておくと便利です。しかし、部屋の都合上、手の届く範囲にガムテープを確保しておくのは、難しいこともあるでしょう。

 

そんな時は、自分の着ているものにガムテープを貼っておきましょう。全体を貼るのではなく、一部をしっかり貼っておく感じが良いでしょう。

 

床面に髪の毛が落ちてしまったり、ゴミを見つけたりしたときに、そのガムテープを使って手を汚さずに拾うことができます。

 

床用ワックスの乾く時間と初心者が使いやすいおすすめ床用ワックス

 

床にワックスを塗ったあと、乾くまでの時間の目安は、15分から30分です。余り早く乾いてしまうものだと、素人が塗るには難しくなってしまいますし、乾くまでの時間がかかり過ぎるものだと、作業時間がかかり過ぎてしまいます。

 

塗布したワックスの量や種類でも、乾燥時間は違ってきます。本品の説明書を必ず確認してください。

 

では、初めて床にワックスを塗る人は、どんなワックスを選んだらよいのでしょうか?床材がフローリングでもビニール製でも塗れる、万能床ワックスがおすすめです。

 

リビングはフローリングだけど、キッチンはビニールクロスだという家も少なくないと思います。そんな時、どちらにも無駄なく塗れるというのが、最大のおすすめポイントです。

 

ただし、油加工された床やロウ仕上げの床には使えないことがあります。必ず確認してから使うようにしてください。

 

その他、ワックスはそれを塗る材料に合わせたものを選ぶようにしましょう。光沢や用途別に、様々なワックスがありますので、予算に合わせて自分の好みのワックスをチョイスするのもおすすめです。

 

賃貸の床にワックスを塗るのはNGだって知ってる?

 

賃貸物件の補修や修理は、貸主の負担という法律があります。床のワックスもその範疇です。入居したときはキレイだった床が、年月が経って傷んできたら、まずは物件を管理している管理会社か、大家さんに問い合わせをしてください。

 

もし自分で勝手にワックスを塗ってしまったら、退居のときに、原状回復費用の請求対象になってしまうことがあります。

 

少しでも住み心地よくしたいという思いはあるでしょうが、思いもよらないトラブルの元になってしまうかもしれないことを忘れないでくださいね。

 

おわりに

床のワックスの塗り方を解説しました。床を長持ちさせるためにも、ワックスを塗るのはとても大切な作業です。毎年のルーティンにしておくと良いかもしれませんね。慣れてしまえば、難しい作業ではありません。ぜひ試してみてください。

 

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