知らないと大損かも!自分で交換できるドアノブの選び方とやり方
古くなって開け閉めがしづらくなってしまったドアノブ。交換したいけど、どうしたら良いのか分からないと思っていませんか?ドアノブは、選び方を間違えなければ、誰でも簡単に交換することができます。ドアノブを自分で交換する際に、失敗しない選び方と交換方法を紹介します。
ドアノブを自分で交換するときの失敗しないドアノブの選び方
ドアノブの交換をする場合、2つのパターンが考えられます。まずは、今までと同じドアノブに交換するパターンと、今までとは違う形状のドアノブを取り付けたい場合です。
今までと同じドアノブに交換するだけなら、ドアノブのメーカー名と型番が同じものを購入すれば問題はありません。ドアノブの型番は、ドア側面のフロントプレートに記載されています。
ただ、使い勝手を良くしたいとか、おしゃれにしたい、型番が古くて既に販売されていないという場合は、違うドアノブを選ぶ必要があります。そこで、ドアノブの選び方を詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
自分で交換できるドアノブの種類
ドアノブには、主に3つの種類があります。
丸型タイプ(握り玉)
レバーハンドルタイプ
プッシュプルタイプ
丸型タイプは、昔からある丸い形のドアノブで、それを握って回すとドアを開けることができます。通常、握り玉と呼ばれています。
最近多いのがレバーハンドルタイプというドアノブです。レバーを90度下向きに押すことで、ドアを開けることができます。力の弱い子供やシニアでも使いやすいので、おすすめのドアノブです。
プッシュプルタイプは、見た目がスタイリッシュなドアノブです。ドアノブを軽く押したり引いたりすることで、簡単に開閉ができます。マンションや玄関ドアなどによく使われています。
その他、自動で施錠ができたり、トイレのドアのように、ロックがされていることを確かめることができる機能が付属されているものなどがあります。
今までのドアノブと違う形状のドアノブに交換する時は、ドアの穴やその位置を変更したりする必要があり、簡単とか失敗しないとは言えません。
自分でドアノブを交換するときは、できるだけ、今ついているドアノブと同じ形状のものを選ぶと良いでしょう。
ドアノブを自分で交換する前にやるべきこと
ドアノブの形が決まったら、次は最も重要な採寸です。ドアとサイズが合っていないと、せっかく購入したドアノブも、取り付けることができません。
測る場所は、次の4箇所です。
ドア自体の厚み
フロントプレートの長さと幅
ドアの端からドアノブの中心までの長さ
フロントプレートを留めるビスとビスの間の長さ
最初にドアの厚みを測りましょう。次に、ドアの側面に取り付けるフロントプレート(フロント板)の長さと幅を測ります。
フロントプレートに、メーカー名や型番がありますので、それを忘れずにメモしておきましょう。万が一、測った数値があやふやでも、メモがあれば、それを元にサイズを確認することができます。
もちろん、自分で型番を調べるのは難しいでしょうから、ホームセンターのスタッフに相談してみると良いかもしれません。
ドアの側面の角から、ドアノブの真ん中までの距離、フロントプレートの上下にあるビスとビスの距離も、しっかり測っておいてください。
ドアノブを選ぶ際は、この寸法を合わせて購入すれば、失敗無く交換することができます。
元々のドアノブ「握り玉」から新しい「握り玉」に自分で交換する方法
では、いよいよドアノブを自分で交換する方法を紹介します。丸い形の握り玉といわれるドアノブにも、いくつか種類があります。
壁に取り付けてある部分を丸座といいますが、そこがネジで止めてあるものをチューブラ錠、ドアの側面にデッドボルトがあるのがインテグラル錠、ドアノブと丸座の堺に小さな穴があるのを円筒錠といいます。
似たような形状の握り玉ですが、構造に違いがあるため、ドアノブを交換する時は、同じ種類の握り玉を選ぶと失敗を少なくできます。
ここではチューブラ錠の交換方法について解説します。必要なものはプラスドライバーです。注意点は、作業はドアを開けた状態で行うことです。
古いドアノブを外す
新しいラッチケースをはめ込む
新しいドアノブを取り付ける
1.古いドアノブを外す
最初に、外側にドアノブを固定している丸座にあるネジをドライバーで取り除きます。外側のドアノブを、引っ張って外してください。同じように、内側のドアノブも外します。
最後に、ドアのサイドにあるフロントプレートの上下のネジを外し、ラッチケースを取り出します。
2.新しいラッチケースをはめ込む
古いラッチケースを取った後に、新しいラッチケースをはめ込みます。この時、ドアの開閉に合わせて取り付けるように注意してください。
ラッチケースをはめ込んだ時に出ている三角の留め具は、頂点をドアが開く方にします、これを間違うと、ドアの開閉ができなくなります。
間違いなくはめ込んだら、フロントプレートをビスで止めて、ラッチケースを固定します。
3.新しいドアノブを取り付ける
外側のドアノブから取り付けます。ドアノブを挿しこんだら、丸座の穴にビスを通してドアに固定します。続いて、同じように、裏側のドアノブも取り付けましょう。
正しく動作するかどうか確認し、問題がなければ、これでドアノブの交換は終了です。
おわりに
ドアノブを、自分で交換する方法を紹介しました。ドアノブを交換するときに、失敗しない方法は、今ドアについているドアノブと、全く同じものを選ぶことです。交換の手順は、ドアノブが違っても大きな違いはありません。ぜひトライしてみてくださいね。
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