ニッポン放送吉田尚記アナもDJプレイ!NIRGILISライブに中野が揺れた『Re:animation5』

『Re:animation5』の模様(撮影・水津拓海 @rhythmsift )

2013年4月13日に開催された、超都市型音楽イベント『Re:animation5』(以下『リアニ』)。これまでの東京・新宿歌舞伎町シネシティ前広場から中野駅前広場に会場を移し、11時から18時までアニソンからダンスミュージックまでが春空の下ノンストップでかけられました。

中央線が走る様子が見えるDJブース

会場はJR中野駅すぐそば。ホームからその全景が見える開放的なロケーションで、トランスやドラムンベースといったゴリゴリのクラブサウンドが大音量で響かせる様子に、足を止める通行客も。中には子供や年配の人がリズムに合わせて身体を揺らす姿も見られました。

ニッポン放送・吉田尚記アナ

14時10分からは、ニッポン放送の吉田尚記アナがDJとしてブースに登場。アクシデントに見まわれながらも、用意していたCDを使ってのパフォーマンスを敢行し、『侵略!イカ娘』の「HIGH POWERED」や『TIGER & BUNNY』の「オリオンをなぞる」などのアニメ主題歌をセレクト。安定したマイクで会場を盛り上げていました。

NIRGILISライブ

日差しが少しづつ傾きはじめた16時40分からは、NIRGILIS(ニルギリス)のライブ。「sakura」「SHINY SHINY」「WALK」など、詰めかけたファンとのコール&レスポンスを交えつつ熱唱しました。
とりわけ会場を唸らせたのは、『交響詩篇エウレカセブン』のエンディングテーマ「秘密基地」のカバー。2012年10月13日の『リアニ4』の最後を飾ったThe LASTTRAKのリミックスバージョンで、『リアニ』の歴史が詰まったパフォーマンスになりました。

夕刻まで盛り上がった『リアニ』(撮影・水津拓海 @rhythmsift )

最終的に1700人以上を動員し、大きな混乱もなく無事に18時には終了。出演者とスタッフ、集まった観客のマナーの良さを中野でも示すことに成功しました。

アニソンやコスプレからクラブに通うようになる人がテクノやダンスミュージックにハマって、DJプレイをするようになる人も登場するようになり、イベントの開催回数も東京だけでなく地方でも増えるようになっています。今回の『リアニ5』でも、広島を拠点に活動しているTakayuki Kamiyaや、仙台で数々のパーティーに出演しているB.Toriyamaがプレイするなど、日本全国で活躍するDJのサウンドを聴く貴重な機会にもなりました。
日中に大勢で音楽を聴いて踊るという楽しさを広げる役割を担っている『リアニ』の次の展開には、今まで以上に期待が集まることになりそうです。

Re:animation | リアニメーション – Animation meets club music party and rave –
http://reanimation.jp/

(撮影協力・水津拓海 @rhythmsift )

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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