ザ・キラーズとイギー・ポップ、モスクワの音楽フェス出演を中止
ロシアによるウクライナ侵攻を受け、次々とアーティストたちが公演をキャンセルしているが、今週新たにザ・キラーズとイギー・ポップがモスクワで開催予定のフェスへの出演を辞退した。
TMZが最初に報じたように、ザ・キラーズは2022年7月17日にヘッドライナーとしてパフォーマンスを披露する予定だった、モスクワの【パーク・ライブ・フェスティバル】への出演を取りやめたと、広報担当者が米ビルボードに認めた。ザ・キラーズはロイヤル・ブラッドとドン・ブロコと一緒に出演する予定だった。
現時点でこのフェスティバルには、マイ・ケミカル・ロマンスとサム41(6月17日)、プラシーボとビッフィ・クライロ(6月19日)、ゴリラズとグランドサン(7月8日)、デフトーンズとポピー(7月9日)、ファイヴ・フィンガー・デス・パンチ(7月14日)、スリップノット(7月15日)、リンプ・ビズキット(7月17日)が出演予定だが、ヘッドライナーとして名を連ねていたイギー・ポップがラインナップから外れ、“OTMEHA”(中止)となっている。
フェスの公式サイトが彼の名前を削除したあと、イギーのTwitterには、「2022年7月10日のイギー・ポップによるモスクワでのフェスティバル出演は中止となりました。現状を踏まえるとこれは必要なことです。私たちの思いは、ウクライナ人と、この暴力に反対し、平和を求める全ての勇敢な人々と共にあります。#StandingWithUkraine」と記載された声明が出された。
国際社会はロシアの攻撃を広く非難しており、グリーン・デイからルイ・トムリンソン、ヤングブラッド、ヘルス、フランク・フェルディナンド、マイリー・サイラス、ザ・ウィークエンド、バーブラ・ストライサンドまで、数多くのアーティストがロシアでの公演予定をキャンセルするか、ウクライナ国民との連帯を表明している。
関連記事リンク(外部サイト)
ヤングブラッド/ルイ・トムリンソンなど、ロシアでのライブをキャンセル
グリーン・デイ、ロシアのウクライナ侵攻を受けてモスクワ公演の中止発表
『プレッシャー・マシーン』ザ・キラーズ(Album Review)
国内唯一の総合シングルチャート“JAPAN HOT100”を発表。国内外のオリジナルエンタメニュースやアーティストインタビューをお届け中!
ウェブサイト: http://www.billboard-japan.com/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

