リメイクしないなんてもったいない!ふすまリメイクで模様替え

リメイクしないなんてもったいない!ふすまリメイクで模様替え

部屋の仕切りや押し入れの扉として使われているふすま。和室にはぴったりなのですが、洋風のインテリアにしたいときに気になってしまいますよね。でも交換するのは大変だし、とお悩みならふすまのリメイクがおすすめ。素敵なリメイク方法をご紹介します!

erikaさん(@eri417k)
賃貸の住まいをDIYで素敵に変身させている人気インスタグラマー。木のぬくもりが活かされたインテリアに「真似したい!」と注目が集まっています。
インスタグラム▶https://www.instagram.com/eri417k/

和風だけじゃない!ふすまリメイクの魅力

賃貸などで和室がある家に住んでいるという人も多いのではないでしょうか。そんな和室には、必ずと言っていいほどふすまがありますよね。

このふすまの存在感が抜群で、床をフローリングカーペットに変えたり、インテリアを変えたりしても、 ふすまがあるからどうしても和の雰囲気になってしまう…とお悩みの人も多いかもしれません。

ふすまを外してしまうという方法もありますが、外すと部屋の仕切りがなくなって不便に感じることもあるので、できればふすまのよさを活かしてリメイクできると助かります。部屋のインテリアと一体感が出るように、雰囲気を統一したものに変えると素敵ですよ。

ふすまを扉風にリメイクしよう

賃貸で住んでいる家をおしゃれにDIYしているerikaさんの自宅にもふすまリメイクが。真っ白の扉にあしらわれたアニマル柄のウォールステッカーがアクセントになっていて、言われないとここがふすまだったなんて気が付かないクオリティ!

このふすまを開けると押し入れになっているそうなのですが、そんな雰囲気をまったく感じさせない仕上がりですよね。シンプルな白い扉のデザインなら人気の北欧インテリアや、韓国インテリアとの相性もよさそうで、思わず真似したくなります。

扉風リメイク

材料

ベニヤ板 2枚

10cmほどの幅の横板 2枚

ネジ

木工用ボンド

お好みの取っ手

お好みの塗料

作り方

ホームセンターなどでふすまのサイズに合わせてカットしたベニヤ板と横板を購入し、お好みの塗料でカラーリングし、しっかりと乾かしておきます。

ふすまの木枠に合わせてボンドでベニヤ板を貼り、短めのネジでベニヤ板と木枠を固定していきます

ふすまのちょうど真ん中あたりに横板を取り付けます。

横板にお好みの取っ手を取り付けたら扉風リメイクの完成です。

とてもシンプルな作り方なので、DIY初心者や女性でも簡単にリメイクすることができますね。大きなベニヤ板を1枚で貼り付ける方法をご紹介しましたが、1枚ではなく、横板と同じ幅にカットした板を何枚か並べるデザインも、より扉感が増しておしゃれですよ。

また、もっと簡単に扉風にリメイクしたい!という場合は、ベニヤ板の代わりにリメイクシートを使うのもおすすめです。リメイクシートを使うとDIYでは難しいコンクリート調やレンガ調にもできるので、インテリアの幅が広がりそうですね。

ふすまをパーティションにリメイクしよう

erikaさんの自宅のリビングにはもともとふすまがあった場所に、DIYされた木製のパーティションが設置されていて、部屋を仕切る役割だけでなく、インテリアやちょっとした飾り棚としても一役かっています。

木目とホワイトのレンガ調の組み合わせが、洋風でナチュラルな雰囲気を演出していて素敵ですよね。上部分に少し空間があったり、窓のような透明なデザインになっているので圧迫感を感じにくく、ふすまよりも部屋が広く見える効果もありそうです。

このパーティションは、突っ張り棒のように、天井に突っ張るだけで簡単に木材を設置できるアジャスターが使われているので、賃貸なので柱や壁に穴を開けられない!といった人にもおすすめですよ。

ふすまパーティションの作り方

材料

柱(ふすまの高さからアジャスターのサイズをを引いた長さのもの)2本

ベニヤ板(足元から好みの高さまでのサイズのもの)

ベニヤ板(飾り棚のサイズのもの)

1×4材(パーティションの幅に合わせたサイズのもの)2本

窓枠用の板(柱の幅の半分以下の厚みで3cmほどの幅のもの)

アジャスター 2つ

ネジ

L字金具

蝶番 4つ

飾り棚用のリメイクシート

アクリル板(窓のサイズのもの)2枚

お好みの塗料

作り方

全ての木材をやすりがけして表面を滑らかにし、塗料を塗り乾かしておきます。

パーティションの下部分のベニヤ板を柱の前面に取り付けます。

2で取り付けたベニヤ板の上部分に添わせるように1×4材を置き、L字金具を使い柱と固定します。

次に飾り棚部分に取り掛かるので、3で固定した1×4材よりも上に好きな高さでもう1本の1×4材をL字金具で取り付けます。(ここで固定する1×4材と3で固定した1×4材の間が飾り棚になります)

3で固定した1×4材と4で固定した1×4材の後面に飾り棚用のベニヤ板をネジで固定し、5で取り付けたベニヤ板にリメイクシートを貼ります。

次に窓枠部分に取り掛かるので、まずは窓枠のサイズで板を4セット組み、それぞれボンドで固定しておきます。

1つの窓枠の上にアクリル板を置き、もう1つの窓枠を使いサンドイッチのように挟みネジで固定します。(同じものをもう1つ作ります)

窓が2つ作れたら、蝶番を2つずつ使い柱に取り付けます。

最後に柱の上部にアジャスターをはめ込み、天井に突っ張って固定したらふすまパーティションの完成です。

一気に部屋の雰囲気を変えることができるふすまパーティションの作り方をご紹介しました。少し大がかりに感じますが、作業のひとつひとつは簡単なので安心してチャレンジしてみてくださいね。

好みに合わせて窓を1枚の大きなものにしたり、真ん中に窓を持ってきて飾り棚を上にあげたりとアレンジがきくのも嬉しいポイントです。

おわりに

ふすまを木の扉やパーティションにリメイクする方法をご紹介しました。ふすまがあるから部屋の雰囲気が変えられない!とお悩みだったみなさん、ふすまのリメイクに挑戦してみてくださいね。

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「Pacoma」はホームセンター系のフリーペーパーに出自を持つ、「暮らしの冒険」がテーマのライフスタイル系Webマガジン。ノウハウ記事からタレントの取材記事まで「暮らしを楽しむためのアイデア」をテーマに日々発信しています。

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