ビールもコーラもキンキンで持ち歩ける! 炭酸が入れられる『真空断熱炭酸ボトル』使用レポート

 

最近話題となっている新商品と言えば、タイガー魔法瓶『真空断熱炭酸ボトル』。炭酸飲料対応の保冷専用ボトルで、今まで水筒に入れて持ち歩くことが出来なかった炭酸飲料がついに持ち運べるようになった。冷たさをキープしつつ、炭酸が抜けるのを防ぐその構造とは? その使い勝手などをレポートしよう。

 

国内メーカー唯一! どこでも冷たい炭酸ドリンクがおいしく味わえる画期的なボトル誕生

国内メーカー唯一(2022年1月11日現在)の、タイガー魔法瓶(大阪府)『タイガー真空断熱炭酸ボトル』(0.5L・実勢販売価格 税込6,000円・2022年1月21日発売)を開発したのはタイガー魔法瓶。今までの「真空断熱ボトル」は、炭酸飲料を入れるとボトル内の圧力が上がり、キャップやふた等を破損、破裂させてしまうおそれがあったが、新商品ではそこを克服。炭酸飲料を入れても大丈夫なボトルが完成した。

「炭酸ガス抜き機構」や「安全弁」を備えたタイガー魔法瓶独自の「Bubble Logic(バブル ロジック)」を採用することで、炭酸の鮮度やキープを鮮度できるから、いつでもキリッとしたおいしさを楽しめる。

今回おためしするのは、0.5Lサイズ。サイズ展開も豊富で、他に0.8L、1.2L、1.5Lがある。

メタリックな光沢感がかっこいい。表面にはマットビーズを使用しており、ザラザラとした手触り。つるっとしていないので、手にしたときに滑りにくい。

 

いつでもどこでも、冷えた炭酸を持ち歩ける。ライフスタイルが変わるかも!

炭酸を入れて、冷たさも長時間キープしてくれる。ここで大切なのは、温かい飲み物は入れてはいけないということ。完全に保冷専用なので、使い方には気をつけよう。

 

ここに技あり!タイガー独自の炭酸対応のせん

 

タイガー独自のBubble Logicを採用した炭酸対応せん。※商標出願中 

炭酸ガスの噴き出しを防ぐためにキャップ開栓時に作動する「炭酸ガス抜き構造」。万が一、ボトル内の圧力が高まった異常時に作動する「安全弁」を備えた独自のBubble Logic。

 

通常使用時にキャップを閉めている際は、炭酸ガスをボトル内にしっかり閉じ込める。一方でキャップ開栓時には、炭酸ガスを先に抜き、中身の吹出や飛び散りを防いでくれる。

 

一度開けてしまうとどんどん気が抜けてしまうペットボトルの炭酸飲料も、移し替えておけばフレッシュ感キープ!

注ぎやすい広口:約4.8㎝

ペットボトルの強炭酸のものなど、キャップを開けてしまうとどんどん炭酸が抜けてしまうもの。そんな時には真空断熱炭酸ボトルに移し替えておこう。あらかじめよく冷やしておいた強炭酸水をボトルへ注ぐのもポイントだ。

ボトルの内面にはなめらかで光沢のある「スーパークリーンPlus(プラス)」加工を施してある。ボトル内面の凹凸が少ないので、加工なしのものに比べて炭酸の気化を抑えてくれるのだとか。

しっかりとせんを閉める。

12時間経過。炭酸はどのくらい残っているのか?

冷たいものを入れたままでも、ボトルが結露することはもちろんない。かばんの中や机の上に置きっぱなしでも周囲を濡らす心配はなし。キャップを軽い力でひねると「プシュー!」と炭酸が先に抜ける音がする。ペットボトルなどを開ける時と同じような感覚だ。

飲み口はそのまま飲むことができ、グラスなどにも注ぎやすい形状。キャップやストラップ部分は抗菌加工が施してある。

グラスに注いでみると、シュワシュワと勢いよく炭酸が弾ける。こぼれたりせずに注ぎやすいので、アウトドアシーンなどでもよく冷えた炭酸をそのままサーブすることができる。

しっかり炭酸も残っており、キリッと爽快感のある炭酸水。12時間経過したとは思えない炭酸感と冷たさに驚く。飲み切れない炭酸飲料を少しの間保存したい時にもぴったり。

ボトルから直接飲むときは、ストラップをしっかりと押さえながら飲むのがポイント。

丸洗いOK、お手入れの仕方

清潔を保つために、丸洗いも可能。パッキンやストラップははずして洗う必要がある。

ストラップの取り外しはやや硬め。

洗浄するパーツをはずしたところ

ボトルの口が広いので、内側もしっかり洗いやすい。本体は丸洗いしてOKだが、つけおき洗い、食器洗い乾燥機での丸洗いはNG。パッキンなどをうっかり無くさないように気をつけよう。

冷たい炭酸飲料をいつでも、どこでも

冷たい炭酸が持ち歩けるというのは、リフレッシュしたい時などにぴったり。ただし水分補給として、頻繁にキャップを開けているとやはり炭酸が抜けていくのは早かった。炭酸をキープしたい時には、キャップの開閉回数を少なくした方がいい。

記者の小さめの手には、直接飲む時のこの持ち方が少し大変だった。

飲む時にストラップ部分を押さえながら飲むのも、小さめの手の人には少し難しいかもしれない。スリムタイプのボトルではないので径がそれなりにあり、ストラップに反発力があるので。軽量のボトルと比べると、やや重たさはあると感じた。

 

オフィスからアウトドアまで、炭酸飲料をもっと身近に

しかしながら、やはり炭酸をキープできるというのは画期的。保冷効果も抜群。いつでも炭酸飲料を身近に置いておけるので、ライフスタイルに選択肢が広がる。

 

0.5Lと0.8Lは持ち歩きにおすすめできるサイズ。1.2Lや1.5Lサイズは、持ち歩くというよりはアウトドアシーンやホームパーティーなど、数人で楽しみたい時におすすめ。ビールサーバーから直接注ぎ入れることもできるので、冷たいビールを持ち歩き、屋外で楽しむことができる。ソーダストリームの炭酸作りにも活用したい。

また飲み切れないペットボトルの炭酸飲料の炭酸をキープしたい時などにも使えるので、ひとつ持っていれば何かと役に立ちそう。ペットボトルのまま置いておくよりも、「真空断熱炭酸ボトル」に入れ替えておけばより炭酸をキープしてくれる。炭酸飲料を日常的に楽しむ人であれば、家でも、外でも、様々なシーンで活用できるはず。

少し気になったのはストラップ部分に繊維が付着しやすいこと。シリコン素材のため繊維や埃がつきやすく、色が黒のため目立ちやすい。布巾などを使うと余計に付着してしまうので、セロハンテープなどでペタペタと取ってあげるとキレイになる。

カラー展開は、カッパー、エメラルド、スチールの3色。

炭酸飲料とともに食事を楽しむ、仕事中の気分転換、バスタイムのお供に、アウトドアやグランピングなどキャンプ飯を楽しむ時など。ライフスタイルに炭酸飲料が欠かせない人にぴったりの『真空断熱炭酸ボトル』は、家電量販店やホームセンターなどで発売中。フレッシュな炭酸飲料を冷たいまま持ち運んで、最後までおいしく味わおう。

真空断熱炭酸ボトルは量販店や日用雑貨店などで入手可能。発売を記念して、抽選で100名様にsodastreamスターターキットが当たるキャンペーンも実施中。

 

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