知らないと損する!目的別保護フィルムの選び方と貼り方
スマホ用の保護フィルム、どんなのが良いのか迷うほど沢山ありますよね。漠然と適当に選ぶよりは、目的に合わせて保護フィルムを選んだ方が、スマホの使い勝手が全然違ってきます。そこで、保護フィルムの目的別の選び方と、それをキレイに貼る貼り方を紹介します。
スマホ用保護フィルムの選び方
店舗でスマホを新規で購入すると、スマホの保護フィルムをすすめられることがあります。しかも、貼って貰うと手数料も加算されたりしませんか?
保護フィルムは、おすすめされたものを漠然と購入するのではなく、自分のスマホの使い方や、こんなフィルムが欲しいという目的意識を持って選んだ方が、スマホの使いやすさが格段にアップします。
そこで、スマホの保護フィルムを選ぶ際のヒントをいくつか紹介します。
どっちが良い?スマホの保護フィルム「クリア」と「マット」
スマホの保護フィルムには、クリアタイプとマットタイプがあります。どちらが良いかを選ぶのが、第一関門だと思ってください。
クリアタイプは、画面本来の色を楽しむことができます。写真や動画を撮ることや見る機会が多い人は、こちらの方が良いかもしれません。
ガラス製の保護フィルムはクリアに分類されますが、その中でも高光沢タイプというのがあります。
高光沢タイプは、透明度が高く、何も付けていない状態と同じくらいクリアに画面を見ることができます。指紋などを拭くだけで消せる加工をしたものや、抗菌コートされたものなどがあります。
ガラス製の保護フィルムは、貼り方に失敗しても、何度でもやり直せるのがポイントが高いのはないでしょうか。
蛍光灯などの灯りが反射するのが嫌いという人は、マットタイプの方がストレスなく画面を見ることができます。これは、ガラス製保護フィルムにも、反射防止機能付きとして販売されています。
操作性という点では、クリアタイプは、若干指が吸いつくような感触があり、マットタイプはサラっとした印象です。
一部のクリアタイプの保護フィルムには、少しの傷なら自己修正してしまう機能がついているものがあります。見ている間に傷が消えていくのは、爽快に感じることでしょう。
一方、マットタイプは、べたべたした手指の汚れなどを防ぐことができます。ついていないわけではありませんが、それが見えにくいという点が、おすすめポイントです。
目的別で選ぶ保護フィルムの6つの機能とは!?
保護フィルムの選び方、最初の一歩目は「マットタイプ」か「クリアタイプ」かを選ぶことという紹介をしました。
これからお伝えする保護フィルムの機能は、クリアタイプにはあるけど、マットタイプにはないというものもあります。製造元などでも、機能の違いはありますので、予めご了承ください。
一般的に、保護フィルムには、次のような機能があります。
ブルーライトカット機能
衝撃吸収機能
液晶保護機能
指紋防止機能
のぞき見防止機能
指滑りを良くする機能
それぞれの機能について紹介します。
ブルーライトカット機能
液晶画面が出るブルーライトをカットするため、目に優しい機能です。長時間液晶画面を
見る人におすすめです。
衝撃吸収機能
スマホを落としてしまった時などの、大きな衝撃から液晶画面を守るため、特殊構造で作られた保護フィルムです。保護フィルムとしては、一番のおすすめ機能です。
液晶保護機能
高硬度ガラスを使用した、液晶画面を保護するためのカバーです。ガラスで作られているため、透明度が非常に高いというのがポイントです。
指紋防止機能
通常の保護フィルムより指紋が付きにくく、ついてしまっても拭き取りやすいという特徴があります。ハンドクリームを多用する人に、おすすめの機能です。
のぞき見防止機能
一定の角度からしか液晶画面が見えないようにする保護フィルムです。満員電車などで、知らない人に覗かれたくない人などにおすすめの保護フィルムです。
指滑りを良くする機能
スーパースムースという機能が、これにあたります。ゲームを頻繁にする人で、瞬時に画面をタッチしたり、移動させなければならない人には便利な機能です。
保護フィルムの選び方は、スマホを使う用途、場所、頻度、時間などを考慮して考えることです。自分にあった保護フィルムを選ぶことで、使いやすさを実感できるでしょう。
スマホ用保護フィルムのキレイな貼り方の5つのコツ
スマホの保護フィルムを自分で貼ると、空気が入ってしまって、ポッコリするのがイヤだという人も多いかもしれません。スマホの保護フィルムをキレイに貼るには、一種の慣れが必要ですが、コツが分かれば、それだけキレイに貼れる確率が上がります。
そこで、スマホの保護フィルムの貼り方のコツを紹介します。
保護フィルムの貼り方コツ1
保護フィルムを貼る際に、液晶画面の埃や汚れを拭き取ります。ここでのコツは、拭き過ぎないことです。拭き過ぎる余り、静電気を起こしてしまうと、逆に埃を吸着してしまうからです。
静電気の起きない拭き取りシートを使用したり、シャワーをまいて湿度を少しあげた浴室での作業もおすすめです。
保護フィルムの貼り方コツ2
保護フィルムからシートを剥がすときは、糊面を下にして剥がします。なぜなら、埃は上から降ってくるものだからです。
また、この後の位置決めのために、シートを剥がす前に、保護フィルムシートの短辺両方に、セロテープを貼っておきましょう。保護フィルムに触れずに、貼るやり方ですから、セロテープの幅の半分以上は、貼らずに出したままにしておきます。
保護フィルムの貼り方のコツ3
貼っておいたセロテープ部分を持って、ホームボタン、スピーカーの順で位置決めをします。位置が決まったら、静かにフィルムを貼っていきます。
ただし、圧着してはいけません!入ってしまった埃や、気泡がないか確認しましょう。
保護フィルムの貼り方コツ4
埃や気泡が入ってしまったら、セロテープを持って、その箇所までフィルムを剥がします。気泡の場合は、また気泡が入らないよう注意しながら、内側から外側に向かって貼っていきます。
埃の場合は、付属の埃除去シートを使います。埃除去シートは、予め細く切って準備をしておくと、とっても使いやすいので便利です。
埃がついているのは、液晶画面ではなく、保護シートの粘着部分です。それを間違えないでくださいね。埃を取ったら、中から外に向けてシートを貼っていきます。
保護フィルムの貼り方コツ5
キレイに貼れたことを確認してから、圧着しましょう。圧着した後に、埃や気泡を追い出そうとすると、保護フィルムを傷つけてしまいます。圧着は最後だということを、決して忘れないでください。
これで、保護フィルムがキレイに貼れるはずです。ぜひ参考にしてくださいね。
おわりに
保護フィルムの選び方と、貼り方のコツを紹介しました。代わりに貼ってもらう代行料金も節約できますし、その金額で、自分に最適な保護フィルムを選ぶこともできます。一挙両得とは、こういうことかなぁと実感することでしょう。
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