楽天西川65%減!DeNA大田62%減!事実上戦力外「ノンテンダー」のシビアな現実
厳しい現実が待っていた。
日本ハムを自由契約となっていた西川遥輝外野手(29)、大田泰示外野手(31)の移籍先が楽天、DeNAに決まったが、年俸はともに大幅ダウンを余儀なくされた。
・今すぐ読みたい→
又吉人的補償問題で注目!「あのプロテクト漏れの悲劇」とは https://cocokara-next.com/athlete_celeb/tragedy-of-leaking-protection/
12月25日に楽天入団会見を行った西川の来季推定年俸は8500万円。日本ハム時代の2億4000万円から1億5500万減となる65%ダウンだ。
同20日、DeNA入団会見を行った大田は今季1億3000万円から5000万円に。8000万円減の62%ダウンを受け入れ、再スタートを切る。
メジャーリーグでよく用いられる、成績が年俸に見合わないと判断した球団が来季契約を提示しない「ノンテンダー」。日本ハムが今季成績不振だった西川、大田、秋吉亮投手(32=今季年俸5000万円)に対して行ったのが11月16日だった。今季不振に終わった実績ある3選手に対し「FA権を行使するよりも、自由契約のほうが他球団とも交渉しやすくなり、選択肢が増える」というのが日本ハム側の言い分だった。
フタを開けてみれば、西川も大田も移籍先は見つかったが、球団支配下であれば規定だった減額制限(年俸1億円以上は40%)をはるかに超える大幅ダウン。功労者を戦力外同然に自由契約にする球団戦略には賛否があったが、今回の年俸が2人の「市場価格」であったことを考えると、日本ハムの評価基準はあながち間違っていなかったともいえる。
自由契約を経験した西川は「不安でしたし、もしかしたら野球ができなくなるんじゃないかとネガティブな考えにもなりました。本当にホッとしました」。大田も「プロで13年やってきて、初めて自由契約と言われた。前に進んでいくしかないと思いましたけど、驚きも動揺もありました」と胸中を吐露した。
チームが決まれば、やり返すチャンスはいくらでもある。秋吉に関しては移籍先が決まらず「野球を続けたい気持ちが強い。このまま引退することだけは嫌なので。今はオファーを待ちながら練習を続けています」。日本ハムと再契約する可能性もあるが、日々不安を抱えて過ごしている。
たとえチームの顔でも、年俸が成績に見合わなければ「ノンテンダー」として自由契約にされる。メジャー流の日本ハム方式を他球団も追随する流れになったとしたら…選手は気が気じゃないだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
・今すぐ読みたい→
楽天に西川電撃加入ではじき出される「あの選手」の名前とは
原巨人 後継監督問題に「あの2人」が急浮上!異変勃発の舞台裏とは
「ナメたことしやがって!」西武ナインが楽天・星野監督に怒りをあらわにした日一、橋上秀樹氏とデーブ大久保氏が語る
関連記事リンク(外部サイト)
「ナメたことしやがって!」西武ナインが楽天・星野監督に怒りをあらわにした日一、橋上秀樹氏とデーブ大久保氏が語る
「もしかしたらあの大物選手もあるかも!?」又吉選手の人的補償リストを元ソフトバンク・攝津正氏が大胆予測!
又吉人的補償問題で注目!「あのプロテクト漏れの悲劇」とは
ココロとカラダのコンディショニングマガジン『CoCoKARAnext』(ココカラnext)がお届けする総合情報サイトです。
ウェブサイト: https://cocokara-next.com/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。