最新作はスパイダーマン版“エンドゲーム”並のお祭りに? その理由と注目ポイントを紹介!

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スパイダーマンは来年で生誕60周年をむかえ、世界中から愛され続ける唯一無二の存在。コミックから誕生しアニメ、映画とアップデートし続けているが、ごく普通の生活を送る高校生ピーター・パーカーが蜘蛛に噛まれたことで特殊能力をもち、“親愛なる隣人”として人々の安全を守りながらも、迫りくる数々のヴィラン達と戦い、成長していく世界中で愛され続けています。

そんなスパイダーマンが『アベンジャーズ』などを手がけるマーベル・スタジオが展開する、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に合流してから早5年。ピーター・パーカーを演じるトム・ホランドの愛嬌あふれるキャラクターもあいまって、シリーズの中でも最も「親愛なる隣人」という言葉が似合うスパイダーマンとなった。また、MCUへ参加したことで、他のヒーローとの絡みが見られるのも魅力のひとつ。特にアイアンマンのトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)との師弟関係は多くの人に感動を届け、多くのファンを魅了してきました。

そしていよいよ来年最大の注目作として公開を迎えるのが、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。「まさにアベンジャー・シリーズの完結編「エンドゲーム」のスパイダーマン版」とジョン・ワッツ監督も自信を見せる本作が、2022年最初に絶対に観るべき作品として注目されているポイントをご紹介!

◆予告の再生回数、前売券の売れ行きは『アベンジャーズ/エンドゲーム』超え!

第一弾予告編が解禁されると、予告編の<公開後24時間の視聴数>が全世界で3億5550万回を記録。これは『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)が保持していた2億8900万回視聴を大きく更新するもので、これまでの映画作品の中で最も視聴された予告編(Sony Pictures Entertainmentより発表)となった。

アメリカでは前売券の発売初日の成績も『アベンジャーズ/エンドゲーム』を超え、勢いを拡大中。日本でもその勢いは衰えず、12月3日(金)から劇場窓口で発売された前売券の売れ行きが、発売日から3日間の実績でMCU版シリーズ1作目『スパイダーマン:ホームカミング』の339%!さらにMCU版シリーズ2作目となる『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』との比較でも驚異の376%と、3日間の売れ行きがシリーズ最高記録を更新。早くも社会現象になりそうな予感…!

◆過去作のヴィラン達が大集合!その“お祭り感”は『アベンジャーズ/エンドゲーム』級!?

前作で世界中にスパイダーマンであることを明かされたピーター・パーカー。共に『アベンジャーズ/エンドゲーム』でサノスと闘った魔術を操るスーパーヒーローのドクター・ストレンジはピーターから頼まれ、人々の記憶からピーターがスパイダーマンだという記憶を消す呪文を唱えるが、やがて時空が歪み、マルチバースが出現。それぞれのユニバースから強力なヴィランたちを呼び寄せてしまう。

予告編では、『スパイダーマン』(2002)に登場した《グリーンゴブリン》、『スパイダーマン2』(2004)に登場した《ドック・オク》ことDr.オットー・オクタビアス、『スパイダーマン3』(2007)に登場した《サンドマン》、『アメイジング・スパイダーマン』(2012)に登場した《リザード》、『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)に登場した《エレクトロ》の姿をはっきりと確認でき、時空を超えて過去シリーズのヴィラン達が大集合!しかも、過去作公開時と変わらないキャスティングなだけでなく、年月を経てアップデートされたヴィラン達の能力や、シリーズを越えたピーター・パーカーとの共演にファンは歓喜!この興奮は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』でヒーローたちが勢揃いしたお祭り感を思い出させてくれる!果たして、過去作のヴィラン達はどんな動きを見せてくれるのか、変わらずスパイダーマンの強敵として戦うことになるのか…!?様々な憶測が飛び交うストーリー展開も最大の見どころのひとつとなっている。

◆さようなら、親愛なる隣人─様々な困難を乗り越えてきたピーター・パーカーに突き付けられる<選択>を見届けよ

ごく普通の高校生であったピーター・パーカー。純粋にヒーローに憧れる少年が能力を買われ、アベンジャーズに助っ人として参戦した初々しい登場初期から、数々の強敵との戦いを潜り抜け、成長を遂げてきた。『スパイダーマン:ホームカミング』からアイアンマン=トニー・スタークにはヒーローとは何たるかを学び、師弟関係を築いてきたが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で敬愛するトニーを亡くし、悲しみに打ちひしがれながらも、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』では彼の“鉄の意志”を継ぐ真のヒーローとして、覚醒。そして、本作の予告編では”彼らの存在がこのユニバースを危うくする“として、ストレンジが彼らを元のユニバースに戻すべくピーター、彼女のMJ、親友のネッドの3人に危険を訴えるが、その後さらなる混乱が引き起こされようとする様が描かれる。複数のユニバースを同時に生き始めたピーター。「僕の責任だ。全員は救えない」という台詞の果てに、彼が下す選択とは――。高校生活最後の年をむかえ、進路にも悩みながら、“親愛なる隣人”としても成長していく。壮大なストーリー展開だけでなく、学生としてのピーターの歩みとスパイダーマンとしての進化にも注目が集まる!

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
・原題:Spider-Man: No Way Home
・日本公開表記:2022年1月7日(金)全国の映画館にて公開
・監督:ジョン・ワッツ
・出演:トム・ホランド、ゼンデイヤ、ベネディクト・カンバーバッチ、ジョン・ファヴロー、ジェイコブ・バタロン、マリサ・トメイ、アルフレッド・モリーナ
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藤本エリ

映画・アニメ・美容に興味津々な女ライター。猫と男性声優が好きです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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