DXへの期待薄!? 現場仕事を抱える業界の管理職1000人に聞く、現場DXの実態
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コロナ禍によってリモートワークが推進される中でも、接客や作業などのいわゆる「現場依存業務」は多く存在します。しかし、目で見て、考えて、決断・行動するという現場対応のなかには、デジタル技術の力を使って効率化していくこと(現場DX)が可能な業務もあるかもしれません。
そこでこのたび、クラウド録画サービス「Safie」を提供するセーフィー株式会社は、店舗・作業現場など現場での仕事を有する業界の管理職層1,000名(20~70代の男女)を対象に2021年11月4日~8日の期間でインターネットリサーチを行い、現場のDXの実態を調査しました。
今回は、その結果を簡単にまとめてみます。
業務内容や現場へ行く理由から見る、DXの余地
![管理職がどれくらい「現場依存業務」のために現場に足を運んでいるのか示した画像](https://getnews.jp/extimage.php?5250481bfb77c4ee631e76af0daad44f/https%3A%2F%2Ftechable.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F12%2Ffa1cb54f6f626d69f017f0c909af3f59.png)
![](https://getnews.jp/extimage.php?e22b97f3e41441aaed756a7e81f89e50/https%3A%2F%2Ftechable.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F12%2F120038dae45949f9ffa75e10cb392f71.png)
この結果を見る限り、現場依存業務や現場に行かない場合のリスクは、場合によってデジタルツールの導入によって対応できるものもあると思われます。
進まないDX、期待も低め……
![現場DXの進み具合を全体と飲食業にわけてグラフで説明した画像](https://getnews.jp/extimage.php?e418fcd49bbc64ef303ffb37ed2d08ac/https%3A%2F%2Ftechable.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F12%2F8752cfa57750cca0d020433659680129.png)
![デジタルツールを活用して効率化できる業務があるかという問いに対する回答をグラフにまとめた画像](https://getnews.jp/extimage.php?ec07b989f647c255be6598a682d89999/https%3A%2F%2Ftechable.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F12%2Fa9aea25d9ff0e4c95839919275473b61.png)
これらの結果を踏まえると、現場DXの進捗には業種間での差はありますが、現場依存業務の低減策として、デジタル技術を活用する動きはまだ少ないと考えられるでしょう。
ちなみに、「現場DXが進んでいる」と回答した人の勤め先で導入されているデジタルツールは1位「勤怠・シフト管理システム(40.4%)」、2位「顧客データ管理システム(29.4%)」、3位「キャッシュレス決済(26.1%)」となり、クラウドカメラはどの業種においても10%未満という結果に。
セーフィーは、この結果から、クラウドカメラの普及の余地を見出しています。
(文・Higuchi)
![Techable](https://px1img.getnews.jp/img/archives/2019/08/origin_Techable.jpg)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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